オランダに引っ越してきた当初、歯医者さんは日本に一時帰国した時にかかりつけのところで定期検診を受けようと思っていたのでオランダで歯医者に行くことはまずないと思っていました。
ところがコロナ禍になり日本へ一時帰国するのがなかなか難しくなってしまい、オランダでもかかりつけの歯医者さんを探すことにしました。
私は英語が得意ではないのでアムステルフェーンにある日本人の歯医者さん「Tandartsenpraktijk H.J. van Mill」でお世話になることにしました。
今日は初めて受診した時のことを書いていこうと思います^^
オランダで日本人の歯医者さんへ行ってみた
まず歯医者に行くきっかけですが、
なんだか歯が黒ずんでいる気がする…!
よく考えると妊娠出産があり、ほぼ丸2年歯医者さんへ定期検診に行けていませんでした。
妊娠中は虫歯になることもあると聞きますしこれは虫歯じゃないかと心配になりました。
基本情報
最初に歯医者さんの場所とHPです。
日本語では「ファンミル歯科」と呼ぶようです。
予約
最初の予約はHPからできました。
日本語もあり、予約フォームを入力して送信すると後ほど日本人のスタッフの方から電話が来るとのこと。
私は一度電話に出られず折り返しの電話をしました。
電話は日本語の音声ガイドもあり、日本人スタッフへ繋ぐボタンを押しましたが、どうやら手が空いていないようでオランダ人の方が電話に出ました(笑)
現在の症状を確認し、痛みがないことを伝えると予約できるのは一ヶ月以上先…!
痛みがなければ緊急じゃないから大丈夫。
とのことなので指定された日程で予約を取りました。
初診
予約の2週間ほど前、歯医者から電話がかかってきたので出ると、
本日15時から空きが出たのでよければどうですか?
と!
ちょうど夫が在宅勤務をしていてムスメのお昼寝のタイミング的にも大丈夫そうだったので急遽予約を変更して行くことになりました。
歯科医院に着き建物の中に入って奥に進むと右手に受付がありました。
日本人のスタッフの方がいて名前を伝えると初診の登録をするための書類の記入と写真撮影をお願いされました。
その後虫歯の状態の確認のために歯のレントゲンを撮り、個室へ。
オランダでは日本のようにうがいはしないと聞いていましたが少量の液体が入った小さいコップを渡されうがいするようにと言われました。
日本みたいにうがいするための洗面器具は置かれていませんでした。
その後先生が来て、私は女性の先生が担当してくれるようです。
先ほど撮ったレントゲンを見ながら歯の状態を一緒に確認してくれました。
心配していた黒ずんでいるところは虫歯ではありませんでしたが、別のところにある虫歯と歯石が気になるとのこと。
この日は歯の状態チェックと対策、次の予約で終わりました。
私の場合は虫歯よりも歯石の方が優先順位が高いと言われ次回の予約は歯石をとるクリーニングになりましたが、友達はクリーニングよりも先に虫歯の治療だったようなのでその時の状態によって次の予約の内容を決めてくれるみたいです。
お支払いは後日メールが届き、そこから支払い。
支払った後に入っている保険会社に連絡をする流れでした。
日本との違い
日本語で会話ができるし、スタッフの方も先生も日本人なのであまり日本との違いを感じませんでした。
ただ日本の保険内でできる歯科治療は限界があることを説明され、日本では虫歯を削って被せ物をして終わりだけど別の方法もできるとのことでした。
もちろん費用はそれなりにかかりますが相談してもらえば時期をずらしたりして入っている保険会社の費用負担額内でできる限りおさまるように対応すると言ってくれました。
神経を抜くことをオススメされるという噂を聞いていたのはこういった経緯があるのかなぁと思いました。
あと、圧倒的に予約が取れない!
緊急の場合はすぐ診てくれるのかもしれませんがそうじゃない場合一ヶ月以上先の予約になることが多いようです。
まとめ
以上、オランダの日本人歯科医院「ファンミル歯科」へ行った時のお話しでした。
オランダ、特にアムステルフェーンは日本人が多いので日本人の歯医者さんはありがたいですよね。
ファンミル歯科さんは歯の負担や金額面なども考慮して治療を考えてくださっているなぁと思いました。
日本のような治療で十分という方でも問題なく通えると思いますし、費用はかかるけどオランダでできる治療をしたいという場合もお任せできると思いました。
歯の治療は不安に思うこともたくさんあると思いますが、日本語で受診したいと思う方にはオススメです^^
コメント