新型コロナウイルス大流行時の帰国、空港の様子や検疫の流れについて

暮らしの知恵

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世界的パンデミックとなってしまった新型コロナウイルス。

3月になって特にヨーロッパでも感染が拡大し、オランダも例外なく毎日1,000人前後感染者数が今も増え続けています。

そんな中オランダの様々な日系企業が対策を始め、中には帯同家族や駐在員の一時帰国要請を出す企業も出てきました。

夫の会社からも特別な事情がない限り一時帰国を要請するとの指示が入り、3月末に日本へ一時帰国しました。

その時の空港の様子や、日本に着いてから受けた検疫のお話をシェアしたいと思います。

こちらの記事は、2020年3月30日時点での新型コロナウイルスの水際対策における措置の内容となっております。

(オランダからは日本人以外の入国拒否、日本人はPCR検査が必須、帰国後2週間ホテルor自宅にて待機要請&公共交通機関は使えない)

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新型コロナウイルス流行時に日本へ一時帰国したお話

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夫の会社から帰国要請が出たのは、オランダが外務省の渡航レベルが3(渡航中止勧告)に引き上げられたタイミングでした。

この時点で、

  • オランダ⇄日本の直行便KLMは週7便から週2便に減便
  • 日本入国前にPCR検査必須
  • 帰国後2週間自宅orホテルで待機要請
  • 帰国後2週間公共交通機関の使用不可

が決定していました。

現時点でのKLMの日本へのフライトは成田空港行きが日曜日と金曜日、関空行きが水曜日と土曜日です。

帰国便が決まり冷蔵庫の食材を全て使い切り(大変でした…)、3/29の日曜日の便で日本に夫婦で帰国しました。

スキポール空港の様子

出発2日前からすでに出発時刻が2時間ほど遅れていて14時半の便が16時半の便となっていました。

空港の状況がわからなかったので少し早めに着くように家を出ました。

いつ帰ってくるかわからない自宅に別れを告げ(泣)、最寄りのバス停からバスに乗ってスキポール空港へ向かいました。

2月下旬頃から一度も公共交通機関に乗っていなかったので少しドキドキ。

帰国者で混雑してるかと思いきやほとんどバスの乗客はいませんでした。

運転手側の入り口は封鎖されていて、乗客同士も1.5m以上の距離を開けていました。

もちろん道路も混雑しておらずあっという間にスキポール空港へ到着。

空港は見事に人がいません。

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預け荷物のカウンターも1列しか機能しておらず、対面は透明のシートがかけられていて接触を避けられるような工夫がされていました。

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あまりに人がいなかったので近くで写真を撮るのも悪いような気がして遠目から…

もちろん飲食店も閉鎖しています。

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自動のパスポートコントロールは閉鎖されていて、出国のスタンプを押してもらいました。

こちらも同じように対面に透明のガラスがあって接触を避けるスタイルに。

2〜3組の列がありましたが、1.5m間隔ごとにきちんと印が付いていたのでその上に並んで前の人との距離を保ちました。

出発2時間前にゲートに着き、椅子に座って時間まで待機。

その椅子も隣同士座れないようにテープが貼ってあります。

普段オランダの街でマスクをしている人はなかなか見かけませんが空港では半分くらいの人がマスクを着用していました。

飛行機に乗る際は係員は一切触れずパスポートを見せて自分でバーコードをかざして中に入りました。

飛行機内の状況

KLMでは新型コロナウイルスの影響で機内サービスを最小化しています。

  • ドリンクにお酒はない
  • ドリンクサービスは一度のみ
  • 機内後方でセルフサービスでドリンク提供あり
  • 夕ごはんは1種類のみ(肉・魚等の選択はなし)
  • 朝ごはんの提供はなし

どのように機内サービスが最小化しているのかわからなかったので少し困惑してしまいました。

座席に着くと水とサンドイッチが置いてあり、これが朝ごはん代わりだったようですが私たちは知らずにその場で食べてしまい…

朝になって朝ごはんが出なくてお腹が空いた状態で飛行機を降りることに。

また、ドリンクサービスが一度のみでそれ以降はセルフサービスで後方に取りに行くことも知らなかったのでずっと喉が乾いていました。。

乗車率はパッと見60%くらいだったように感じます。

前日に座席表を見ると全ての席が埋まってたので満席かと思っていましたが、今はキャンセルも無料で席だけ取っている人が多くいたようです。

実際は私たち夫婦の前後左右はほとんど空いていましたし、3シート使って横になって寝ている人がたくさんいました。

私たちが乗った飛行機の乗客自体は80人ほどだったと思います。

夕飯の機内食はこちら。

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遅延することもなく到着予定時刻通りに日本に到着しました。

検疫の流れ

日本に到着してから滞在ホテルに着くまで約7時間かかりました。

PCR検査

まず到着して飛行機を降り、すぐにPCR検査の列ができます。

本当に飛行機降りた瞬間だったので自販機もなければコンビニもなく空腹状態で何も食べず飲めずで検査が始まってしまいました。

日本はオランダとは違い、まだ他人との距離を空けて列を作っていなかったのでこの列自体がかなり密集度が高かったです…

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オランダで感染してなくともこの列で感染してしまいそうなほど…

マスクを付けていない人にはマスクが支給されていました。

この列は10名ずつ案内され、案内されてからこの階段下でしばらく待ち、さらに下の階段下で記入用紙を書く場所に着きました。

  • どの国から来たのか
  • 健康状態はどうか
  • 2週間の待機場所はどこか
  • 連絡先

などを記入する要請書を書きました。

その後受付番号をもらい、体温測定をして検査キットを受け取り検査をする列に並びます。

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PCR検査はインフルエンザの検査と同様の鼻に棒を突っ込むタイプのものでした。

インフルエンザは子供の頃から2〜3年に一度くらいの頻度でかかっているので検査自体は慣れているんですが、健康な時に鼻に棒を突っ込まれたことはないのでドキドキ。

案の定痛くて涙が出ました…..

ちなみに到着からPCR検査が終わるまでかかった時間は約3時間です。

PCR検査は結果が出るまで2日ほどかかるのでホテルで2週間待機をする人は検査結果が出るまで成田にある東横インに隔離されます。

自宅待機をする人はお迎えが来次第帰ることができるようです。

また、一度東横インに行ってもお迎えが来れば検査結果を待たずとも自宅に帰ることができます。

隔離ホテルへ移動

PCR検査が終わってからまた1時間ほど待たされて、ようやく入国手続きができるようになりました。

入国の自動ゲートを通り預けた荷物を受け取って東横インへ向かうバスに乗り込みました。

こちらでは防護服を着た人が対応します。

バスに乗り込むと周りからは見えないように窓にシートが貼ってあり、運転手さんやバスに乗っているスタッフの方は全員防護服。男性か女性かもわかりませんでした。

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バスの中で1時間ほど待ち、バスに乗って東横インへ。

その後また要請書と同じような紙を書き、30分ほど待って部屋に案内されました。

基本は一人一部屋で部屋移動はできないようですが夫婦や家族の場合はどちらかが陽性だった場合のリスクを承認した上で同じ部屋にもできます。

私たち夫婦も二人部屋を希望しました。

検査してからホテルの部屋に入るまでに約4時間。日本に到着してから約7時間が経過していました。

隔離ホテル東横イン

検査結果が出るまで隔離されていたホテルの東横インは、ホテルというよりも国の施設の一つとして扱われていました。

バスを出ると体温計とお水を支給され、部屋の前まで案内されます。

二人部屋は最上階の10階、お部屋は広くて想像よりもずっと快適でした。

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部屋の窓からは空港と桜もちらほら見えます。

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部屋から外出は厳禁。

食事は決まった時間にドアノブに掛けられるかドア付近の椅子の上に置かれ、配布が終わると館内放送でお知らせされます。

毎食500mlのお水もセットで付いてきて、食べ終わったらゴミを外に出しておけば回収してくれました。

1日目:夕食

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思ってたよりも美味しかったです。

鶏の唐揚げに大福は結構テンション上がりました(笑)

2日目:朝食

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朝ごはんは8時半〜9時支給予定でしたが10時になってもドアノブに食事がなく、館内放送も流れませんでした。

電話して聞いてみると館内放送は流していない、ドアの近くの椅子に置いてあると言われました…

配布資料には館内放送できちんと配膳をお知らせする旨が書いてあったのでちょっとびっくり。忙しくて忘れてしまっていたのかしら?

2日目:昼食

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よく味がわからないペンネパスタと魚の燻製が乗ったサラダと鮭おにぎりがメインでした。

お昼ご飯の配布は12時〜12時半でしたがお昼ご飯も13時半過ぎの配膳でした。

かなり時間にルーズ?

2日目:夕食

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夕食は18時〜18時半の配膳予定で18時頃に支給されました。

この日のご飯はめちゃくちゃ固くてびっくりするほど美味しくなかった…!!!

フルーツのいちごは半分腐って色が変わっていたので食べませんでした。

青菜の和え物と鶏肉の照り焼きはとっても美味しかったです。

3日目:朝食

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2日目の朝とは打って変わってなんと8時前に朝ごはん支給の放送が…!

どうせ10時前の支給だと思っていたので放送にびっくりして飛び起きました(笑)

食事の時間やクオリティーは日によって、食事によってかなり差があるように感じましたがきちんと届けてくださりありがたかったです。

検査結果

PCR検査の結果はホテル内の内線でお知らせされます。

無事夫婦共に陰性だったので2週間待機するホテルに移動しました。

移動方法は検疫のバスが無料で成田空港・羽田空港含め6箇所ほどの方面へ送ってくださいました。

まとめ

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以上が私たち夫婦が日本に帰国した際の大まかな流れです。

約一週間前のお話なのでまた状況は変わっているかもしれませんが、これから一時帰国を予定されている方がいれば参考になると嬉しいです。

もともとインドアの私はオランダの自宅にいても日本のホテルにいても過ごし方は正直何一つ変わっていません(笑)

日本に帰る選択も、オランダに残る選択も、会社の指示や仕方のない理由で自分の意思とは反する選択になってしまうこともあると思いますが、オランダにいても日本にいてもお家時間を過ごすことには変わりないと思います。

インドアの私が自宅でどんなことをしているのか、次のブログでご紹介します^^

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