日本ではいつでも食べられたお寿司ですが、やはり海外では日本ほど手軽にお寿司を食べることができません。
海外はお米を食べる文化も、生魚を食べる文化もほとんどないですもんね。
ですが、オランダにはまさに日本の高級寿司とも言えるお寿司が食べられる「北海水産」というお寿司屋さんがあるんです。
オランダに引っ越して一ヶ月ほど経った頃に予約をして食べに行ってみました。
今日はその北海水産に行った時のお話を書いていきたいと思います。
オランダのお寿司屋さん「北海水産」について
北海水産はアムステルダムから北西へ車で30分ほど行った海の近くにあります。
基本情報
お寿司屋さんは北海キッチンという名前で、北海水産は北海キッチンの隣にある倉庫?会社?の名前なのかなぁと思います。
お店は予約必須でHPから予約できます。
HP▼
今は新型コロナの影響で持ち帰りのみとなっているので営業時間等もHPをその都度確認した方が良いと思います。
実際に行ってみた
昨年7月北海水産の情報をゲットし、すぐに予約のメールを入れました。
ちょうど良いお昼の時間帯は全て埋まっていて土曜日の14時からなら空きがあるとのこと。
14:00 予約時間に店舗へ
北海水産へ車を走らせること30分。
ほんとにこんなところにお店があるの?と思うくらい倉庫だらけの場所にポツンと店舗がありました。
名前を伝え、予約席へ。(日本語OK)
お店の中は14時なのに満席!日本人のお客さんはほとんどおらず、オランダ人がみんなお寿司を食べながらお酒を飲んでいました。
北海水産のマークが入ったお皿が可愛い^^
お通しのようなものは鮭の南蛮漬け?でした。
まず、このお通しがめちゃくちゃ美味しかったです。
オランダにいるとは思えない、まさに日本の味!一瞬で平らげてしまいました。
お店に入った時に事前に「満席のため提供に時間がかかります。」と言われていたのですが、想像以上に待ちました。
何回かに分けてオーダーしたのも原因の一つだと思いますが、お腹を空かせて行ったのでこの待ち時間はかなりキツかったです(笑)
14:30 お刺身のセット
オーダーから30分後、最初のお料理がきました。
マグロ、サーモン、ホタテのお刺身、
卵ときゅうりの細巻き、
カリフォルニアロール。
15:00 お寿司1皿目
そこからさらに30分後、1皿目のお寿司が到着。
ネタはしっかりしていて大きく、本当に日本のお寿司のようでした。
いざ食べてみてびっくり。シャリが日本で食べるシャリとはかなり違いました。
おそらくすし酢に砂糖をあまり使っておらず、シャリだけ食べると酢の味もほとんど感じなくてお塩の味が強かったです。
もしかするとオランダ人は甘酢が苦手でわざとしょっぱいシャリにしているのかな?と思いました。
そういうものだと思って食べると特に気になりませんが、日本のシャリが好きな方はどうしても違う…と思ってしまうかもしれません。
16:00 お寿司2皿目
1皿目のお寿司がきてから1時間後、2皿目がきました。
ネギトロといくら、めちゃくちゃ美味しかったです!!
16:30 お寿司3皿目
さらに30分待って最後の3皿目が届きました。
大トロマグロがとろける美味しさ、サーモンも安定に美味しかったです。
お会計は二人で110.6€(約13,300円)。
17:00 お土産購入
食べ終わったあとは隣にある北海水産の倉庫で冷凍のお魚を家用のお土産に買いました。
北海水産の社長さんが来て気さくに声をかけてくださったり。
大トロマグロ、しめ鯖、サーモンの柵を買って後日家でお寿司を握りました。お店で食べた味と変わらずとても美味しかったです。
柵のお持ち帰りは夏場だったので保冷バックを購入しました。
お魚を買う予定のある方は事前に保冷バックを持って行くと良いと思います^^
まとめ:待ち時間には注意が必要!
以上が北海水産にお寿司を食べに行った時のお話でした。
海外に住んでいながら美味しいお寿司が食べられるなんて本当にありがたいことですよね。
オーダーしたお寿司はどれも美味しくて一瞬でペロリと平らげてしまいました。
シャリが日本のものと違うこと、料理の提供時間が長いことには驚きましたが、もしかするとたまたま満席で時間がかかってしまっただけかもしれません。
どちらにしてもオランダで美味しいお寿司が食べられる環境を整えてくださっているお店に感謝感謝ですね。