昨年9月に生まれたムスメは現在7ヶ月。
生後5ヶ月を迎えた約2ヶ月前に離乳食がスタートしました。
離乳食を始めるにあたり、日本と食材が異なるオランダで離乳食がちゃんとできるかどうか結構不安だったんですが始めて早2ヶ月、思ったよりもちゃんと日本式の離乳食をあげることができてるなぁという印象。
今日は我が家がオランダでどんな風に離乳食をあげているのか、食材や使っているもの、日本から持ってきたものなどについてを書いていきたいと思います^^
オランダで日本式の離乳食!我が家のやり方
オランダでは思っているよりも日本の食材が手に入りやすいので、離乳食もそこまで苦労している印象はありません。
が、やはり日本のように手軽には手に入りませんし、魚や野菜の種類も大きく異なります。
- 使っている離乳食便利グッズ
- オランダで手に入る食材
- 日本とオランダのベビーフード
の3つのカテゴリーに分けて書いていきたいと思います。
離乳食便利グッズ
まずは我が家が離乳食を作るにあたり、大活躍している便利グッズを紹介します。
ブレンダー
我が家ではなくてはならないNo.1便利グッズ!
価格:6,600円 |
オランダでBRAUNのものを購入しましたが、リンクのものと同様
- ブレンダー
- ハンドミキサー
- フードプロセッサー
全ての機能が付いているマルチスティックブレンダーです。
このブレンダー無くして離乳食は作れません(笑)
初期のトロトロの離乳食はブレンダーで一瞬ですし、中期のみじん切りはフードプロセッサーで一瞬です。
離乳食調理セット
こちらもブレンダーと同じくらい重宝しています。
我が家はアカチャンホンポのものを購入しましたが西松屋に結構お安くミッフィーの可愛いのも売ってるんですね…
価格:1,399円 |
オランダは離乳食を作る概念がないので日本で購入しておくのが良いと思います。
「ブレンダーがあればいらない」という意見も聞きますが、ブレンダーにかけられないくらい少量のものだったり、初期はブレンダーをかけた後に念のため裏ごしたりするのに大活躍でした。
すりおろした受け皿をそのままお皿代わりに使えたり、パン粥やオートミールなども電子レンジで1分で簡単に作れます。
旅行に持って行くのにちょうど良い大きさですし、メリットはかなりあると思います。
リッチェルやコンビのも人気みたいですが1,000円のアカチャンホンポので我が家は十分でした。
コンビ ベビーレーベル 離乳食ナビゲート調理セットC【送料無料 沖縄・一部地域を除く】 価格:3,157円 |
価格:2,300円 |
それぞれメリットデメリットがあったり他にもたくさん種類があるので比較してみるのが良いと思います^^
離乳食フリージングトレー
製氷皿で代用できますがリッチェルのは取りやすいのでそちらを使用しています。
【お得な選べる3個セット】リッチェル わけわけフリージングブロックトレー (15mL・25mL・50mL) 価格:1,680円 |
別の記事でも書きましたが、離乳食は量が月齢によってどんどん変わるので全サイズあると便利だと思います。
オランダでの食材について
オランダで日本式の離乳食を作るとなると初期の頃は食材集めが少し大変でした。
野菜は日本のかぼちゃが手に入らないだけでにんじん、ほうれん草、玉ねぎ、キャベツ、白菜など一般的な野菜はスーパーで買えます。
かぶは見かけませんが、大根はアムステルフェーンの金曜マーケットやEKOPLAZAでも手に入ります。
白身魚
最初に悩んだのが白身魚!
オランダのスーパーで手に入る白身魚はパンガシウスとティラピアが多いと思います。
日本で初期に食べさせる白身魚はタイやカレイが一般的なので、オランダのスーパーで手に入らないか夫が調べてくれました…!
ちなみにパンガシウスはナマズ、ティラピアもタイやカレイとは別の白身魚なので念のため最初に使うのはやめました。
夫が調べてくれた結果、Jumboにタイが売っていることが判明。
正確には日本のタイと同じではないんですが、ヨーロッパでの一般的なタイだそう。
「Dorade」という名前で今のところJumbo以外のスーパーで見かけたことはありません。
どのJumboに行ってもあるわけではなく何軒か探して見つけました。
使ってみた感想は、ちゃーんと美味しい白身魚の味がしました!茹でただけでも良い匂いがして、
大人が食べたい…
と思うくらい(笑)
ムスメもモリモリ食べてくれます^^
Jumboは他にもカレイ(Schol)やタラ(Schelvis)も売っているのでタイがない場合はそちらで代用しても良いと思います。
(タラはまれにアレルギー反応が出ることもあるようなのでタイやカレイがオススメ)
しらす、きな粉
初期の頃に使えるしらすときな粉はアタリヤに売っています。
どちらも他の日本食材店にないことが多かったので、確実に手に入れたい場合はアタリヤに行くのがオススメです。
アタリヤのしらすはフライングフィッシュのものなので、しらすはフライングフィッシュに直接行ってもあるんじゃないかなぁと思います。
豆腐、ひきわり納豆
どちらもどの日本食材店に行っても買えると思います。
ひきわり納豆は我が家はシーラで購入しました。
オランダのベビーフード
オランダでは離乳食は作らずにベビーフードをあげるのが一般的なようです。
日本のようにフリーズドライのものではなく、瓶に入っているものやパウチのものが主流。
買うまで知らなかったんですが、どうやらどれも開封後は24時間以内(もしくは48時間以内)に使い切らなければいけないみたいで日本式の離乳食の量だととても使い切れません^^;
主食+おかず
ベビーフードは旅行に持って行けたら楽だなぁと思い一度購入してみました。
瓶詰めのものは一つの食材ではなくいろんな食材が混ぜ合わさっているものが多く、生後5ヶ月でたんぱく質と炭水化物とビタミン・ミネラルが摂れるものを探すことに。
オランダは生後4ヶ月から離乳食をスタートするみたいで5ヶ月〜と書かれているものでも日本ではまだ食べられないとされている食材が入っているのが多かったです。(鶏肉など)
吟味して、
- ほうれん草
- ライス
- 白身魚
が入っている瓶詰めを購入。
少し違いますがこれとよく似ているものです。
開けてみると魚の生臭い臭いが…!
よそってみるとなんだかヘドロのようなどろっとした形状…
ほうれん草を選んだからかもしれませんが、見た目があまりよろしくありません(笑)
ムスメにあげる前に味見をしてみましたが、食べられはするけど美味しいとは思えませんでした。
普段作っている離乳食は素材の美味しさがあったり野菜だしやかつおだしで大人が食べても美味しいと思えるものなのでなおさら^^;
ムスメは怪訝な顔をしながら2/3くらい食べてくれましたが母がギブアップ(笑)
こんな美味しくないものを食べさせてごめんよ~~~
となってしまいました。
野菜、フルーツ
パウチや瓶詰めのものでもフルーツのものは美味しくて大人も食べられるしムスメも食べてくれました。
(これはアルバートハインのBabyBoxに入っていた試供品ですが、このシリーズ以外のでもフルーツのものは美味しかったです)
なので旅行にはフルーツのパウチのものだけ持っていきました♪
ライスパウダー
生後4ヶ月から食べられるライスパウダーが売られています。
こちらはミルクに溶かして簡単に作れるとのことで一度買ってみたんですが、ほぼ完母の私は毎回ミルクを調乳するのが面倒&一回にできる量が多い&ムスメがあまり食べなかったので我が家では使いませんでした。
離乳食中の主食は全部これにしてたというお友達もいるので使ってみるのもアリだと思います。
こちらは月齢が上がるとライスパウダーからオートミールになります。
日本のベビーフード
日本に一時帰国をした際、自分で買ってきたものやお友達からもらったものは初期の頃大活躍でした。
特にあってよかったのはかぼちゃととうもろこしと白身魚!
和光堂 はじめての離乳食 裏ごしかぼちゃ 5か月頃から はじめての 離乳食 りにゅうしょく フリーズドライ かぼちゃ カボチャ 3個 価格:680円 |
かぼちゃは日本のものがオランダにはないので重宝します。
和光堂 はじめての離乳食 裏ごしとうもろこし 5か月頃から はじめての 離乳食 りにゅうしょく フリーズドライ とうもろこし トウモロコシ 6個 価格:1,080円 |
とうもろこしは日本にいればコーンクリーム缶が使えますが、オランダにはクリーム状のコーン缶が売られていないので、皮を取ったりする手間がないこちらのフリーズドライにはとても助けられました◎
価格:134円 |
このベビーフードの原材料がタラで、先ほども書いたようにタラはアレルギー反応が起こることもあるので白身魚を試すときの一番最初には使わないようにしました。
あとは中期までは大人からの取り分けがまだ難しいと思うので旅行用などにこういったものがあるとやはり便利です。
和光堂 グーグーキッチン チキンと野菜のリゾット 80g 7か月頃から 離乳食 初期〜中期 レトルト ベビーフード 在庫有時あす楽 B倉庫 価格:145円 |
自分たちが一時帰国した時は離乳食がまだ始まっていなくてあまりよくわかっていなかったので買わなかったんですが、一時帰国した知人がお土産に買ってきてくれてとても助かりました…!
もしまだ離乳食が始まっていない場合でも離乳食後に旅行に行く予定がある場合はその月齢に合わせたベビーフードを日本から購入しておくと楽だと思います。
おまけ:我が家の離乳食事情
離乳食便利グッズやベビーフードなどを紹介しましたが、我が家のムスメは離乳食中期に入り現在2回食です。
基本的には作り置きをしていますが、最初の頃は
- お粥(しかも混ぜご飯)
- たんぱく質(2~3種類)
- 野菜(3~4種類)
- 果物(1~2種類)
を一回で作ろうとして毎回とても疲弊してしまっていました^^;
量も少ないしいっぺんに作った方が楽!
毎日いろんな種類のものを食べさせたい!
と思っていたんですよね…
ただでさえ作り慣れていない離乳食を一度に何種類も作るのはとてもおすすめできません(笑)
結局使い切るのも大変ですし、一日おきに1~2種類作るくらいがちょうど良いことに気づきました。
今は、
そろそろ野菜(orお粥orたんぱく質)のストックがなくなるな~
となくなりそうなものをその都度作って冷凍するのに落ち着きました。
ムスメは比較的よく食べてくれる方でほとんど離乳食を残したことがありません。
2回食が始まってからは夕飯は固定メニュー。
- 豆乳パン粥
- 野菜あんかけ(豆腐or鮭orタイor鶏肉)
- フルーツ
野菜あんかけの野菜は大人が週明け大量に作って食べているデトックススープの取り分けです。
キャベツ、玉ねぎ、にんじんを軽くブレンダーして一週間分冷凍。
豆乳パン粥は電子レンジで1分でできるので超簡単。
たんぱく質とフルーツを毎日変えて、パン粥はきな粉やカッテージチーズを乗せたりして飽きないようにしています。
ほぼ2ヶ月毎日同じですがムスメはこのメニューが大大大好き!笑
毎日メニューを変えている朝食よりもパクパク食べてくれて少し複雑です^^;
朝食はご飯のメニューですが、混ぜご飯より白米派のムスメ。
- お粥
- 主菜(肉じゃが風、トロ煮、白和えなど)
- 副菜(ピーナッツ和え、根菜煮、納豆など)
冷凍ストックの中で大人が食べても美味しい食材を組み合わせるようにしています。
毎回栄養バランスを気にするので管理栄養士の仕事をしているようで懐かしいです(笑)
まとめ
以上、我が家のオランダでの離乳食事情でした!
栄養士の資格を持って勉強してきたとは言え初めての離乳食。
その上日本と環境が違うオランダでの離乳食作りに最初は困惑しましたが、ようやく少しずつ慣れてきたように感じます。
…と言っているうちに後期になって3回食になってと成長するムスメに合わせてまたどんどん変えていかないといけませんが。
本当子育ては慣れてはきても落ち着くことってないんだなぁと思う日々です^^;
このブログがオランダで日本式の離乳食を考えている方の参考になれば嬉しいです♪
※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
コメント