お久しぶりになってしまいました^^;
サマーバケーションから二ヶ月以上も経ってしまいましたが、今週中に旅行記を書き終えたい(願望)と思っています。
旅行以外でもブログに書きたいことがちょこちょこ溜まっているんですが、最近調べたいことや勉強したいことが増えてなかなかブログに時間が割けず…
ひとまず旅行記だけでも書き終えたいので、前回の続きからサマーバケーションの旅最大の目的地であるスイスのグリンデルワルドについて書いていきたいと思います♪
人生で一度は行きたい!アルプスの大自然でのアクティビティ
スイスといえばシティーよりもアルプスの大自然を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
私自身オランダに引っ越した時から、アルプス山脈の大自然を一度は体感したい!とずっと思ってはいましたがまとまった日数がないと行けるないのでなかなか行けずにいました。
もともとは5月の連休に行こうかなぁと考えていたんですが新型コロナの影響で行けず…
ついに今年のサマーバケーションに行くことができました!
アルプス山脈は、
- ユングフラウ
- マッターホルン
- モンブラン
など多くの山々がありますが、今回は「アルプスの乙女」とも呼ばれているユングフラウへ行ってきました。
ユングフラウはユングフラウヨッホというヨーロッパ最高地点の鉄道駅にある展望台から眺めることができます。
ユングフラウヨッホへは鉄道で行くので、車で行ける一番近い山岳リゾート「グリンデルワルド」にてホテルを予約しました。
グリンデルワルド
山岳リゾートのグリンデルワルドはとても賑わっていてまさに「観光地」という印象。
ホテル
私たちが宿泊したホテルはこちら▼
お部屋はこんな感じで二泊お世話になりました。
朝食はビュッフェ、ホテルの入り口やレストランにはアルコール除菌がありましたがスイスはマスク着用義務がないので室内でマスクをしている人はあまりいませんでした。
ホテルの駐車場はわかりづらかったので一度目の前の地下駐車場に止めましたが、フロントで場所を教えてもらえたのでその後移動。
また、ホテルに宿泊するとグリンデルワルド内でのバスを無料で利用できるとのことでした。
登録したメールアドレスに文書?を送っておくと言われていましたが、なかなかメールが来ないのでフロントで確認するとその場ですぐに印刷してくれました。
日本人が経営するチーズフォンデュのお店
グリンデルワルド一日目の夕ご飯は日本人が経営しているというチーズフォンデュのお店に行くことに。
ホテルから歩いて5分ほどのところにありました。
20年以上ヨーロッパに住んでいて英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、日本語の5ヶ国語を話す女性のオーナーさんでした。(すごい…!)
スープとサラダと、
お目当のチーズフォンデュをオーダー。
日本のイメージでチーズフォンデュを頼みましたが、フォンデュするのはじゃがいものみ!
てっきりブロッコリーやミニトマトなどの野菜やソーセージがついてくると思っていたのでびっくりしてしまいました^^;
そしてすっごいお酒の味!これが本場のチーズフォンデュなんですね。
フォンデュ2人前、他1人前で75€(約9,000円)でした。スイスの物価を考えれば安い方ですかね?
オーナーさんいわくちょうど私たちが行った週(8/9)から夏休みの日本人が多いようでグリンデルワルドはヨーロッパに住んでいる日本人観光客がたくさんいました。
旅先で日本人とお話できる機会はそんなに多くないのでいろんなお話が聞けて楽しかったです♪
フィルスト
グリンデルワルドからロープウェーで行けて、絶景スポットがあるフィルストへも行ってきました。
午前中9時〜10時くらいに行きましたが駅にはすでに行列が…!
チケット売り場は通常はカードが使えるようですがなぜかこの日はキャッシュオンリー。
100スイスフランしか持ってなかったのでギリギリでした^^;
その後現金を使うことはありませんでしたが、またこんなことがあったら困るのでATMで5万円分だけ換金しました。
ロープウェーの中はマスク着用必須。
絶景スポットはグリンデルワルドから3駅目にあります。
ロープウェーから急斜面に牛さんたちが放牧されているのが見えます。
ロープウェーを降り、ハイキングコースへは行かずに絶景ポイントへ。
崖の横に足場が付いているだけの道を進みます。高所恐怖症の人はやめたほうが良いと思います。
途中隣の山の大きな滝を眺めたり。
どこを見ても景色が美しくて癒されます。
歩き始めてわりとすぐに展望台が見えてきました。
絶景かな…!!!
シティーに少し飽きてきていたので「こんなに素晴らしい景色を楽しめる場所があるなんて」と感動しました。
また、フィルストは自然アクティビティーもたくさんあります。
私たちはフィルスト→グリンデルワルドの途中にあるボルトという駅からキックボードで下山するアクティビティーをしてみることに。
ボルト駅でアクティビティーの同意書?を記入し、ヘルメットとキックボードを借りていざ下山!
登山道とは別にキックボードの道があり、思ったよりもかなり急斜面!!
最初は怖すぎてなかなか思い切りできませんでしたが慣れてくると車並みにスピードが出るキックボードがめちゃくちゃ楽しくてクセになりました(笑)
朝早かったので誰もいなくてアルプスの大自然を独り占めしているようでした♪
ご満悦の夫(笑)
空気は綺麗だし景色は絶景だしキックボードは楽しいし、本当にやってよかったアクティビティーです。めちゃくちゃオススメ。
ユングフラウヨッホ
サマーバケーション中一番の目的地でもあるユングフラウヨッホ。
オランダで仲良しの友達夫婦と待ち合わせをして4人で行ってきました♪
グリンデルワルドからユングフラウヨッホまではクライネ・シャイデックという駅で一度乗り換えるだけで行くことができます。
ですが、私たちは友達夫婦の提案で途中ハイキングをしながら行くことに。
結果このルートが大正解!!!
むしろ鉄道だけで行くのはもったいないのでは?と思うほどこの旅で一番楽しかったし、なんなら今まで行ったどの旅行よりもこのハイキングが一番楽しかったと思うくらいです(笑)
まずはグリンデルワルドターミナル駅で友達夫婦と待ち合わせ。
私たちの宿泊したホテルはグリンデルワルド駅のすぐそばでターミナル駅からは少し離れていたので、グリンデルワルド駅からバスに乗り(無料♪)ターミナル駅へ向かいました。
ターミナル駅付近は工事をしていて通常の停車位置より手前で降ろされましたが、わりとすぐ駅に着くことができました。
ターミナル駅は全く人がいなくてほぼ貸切状態。
窓口でメンリッヒェン行きの片道のチケットを購入し、ケーブルカーに乗ります。
フィルストのケーブルカーよりもずっと広くて新しいケーブルカーにテンションが上がります(笑)
メンリッヒェンまではターミナル駅から2駅、約20分です。
だんだん標高が高くなりグリンデルワルドが小さくなってきました。
メンリッヒェンに到着すると大きな牛の滑り台がお迎えしてくれます。
牛さんを横目に出口を出てすぐ左へ曲がり、ハイキングコースへ。
先ほど上ってきたケーブルカーが見えます。
牛との距離が近い!真横を通るのでちょっとビクビクしてしまいます(笑)
ハイキングコースは急な斜面や足場の悪い道はあまりなく、ずっとこの写真のような道が続きます。
アスファルトで整備されているわけではないので小さい子どもは少し怖いかな?というイメージ。
目の前に広がるアルプスの大自然にただただ感動しっぱなし。
ハイキング中にユングフラウは見えませんでしたが、代わりにアイガー(↑写真の右の山)はずっと見えました♪
日本で大好きな番組イッテQでイモトが登ったアイガー!
こんな山に人が登れるのか…と素人でも思うほど。イモト本当にすごい。
一時間強のハイキングでしたが思った以上に疲れました(笑)
クライネシャイデック駅の近くには美しい池?がありました。
なんだかどこに行ってもどこを見ても自然が綺麗で広大で、人並みですが人間ってちっぽけだなぁとぼんやり思いました。
クライネシャイデック駅のチケット売り場でユングフラウまでの往復チケットを購入し、鉄道に乗り込みます。
事前に予約していませんでしたが(購入しようと思ってサイトへアクセスしたけど購入できなかった)、次の発車便のに乗れました。
鉄道内は特に座席指定はなく、自由に座れました。マスクの着用は必須。
ユングフラウヨッホまでは35分ほど。
景色を楽しめるかな?と思っていましたがほとんどトンネルでした。
おそらく景色を楽しめるのはグリンデルワルド⇆クライネシャイデックの区間だと思います。
ユングフラウヨッホに着く5分〜10分前に一度停車し、トイレ休憩&景色を撮影する時間がありました。
かなり登ってきたらしく、もう外は白銀の世界でした。
この時点で結構気温が低かったので持ってきた上着を着ます。
再び電車に乗り、いよいよユングフラウヨッホに到着。
ヨーロッパで一番高い場所「Top of europe」!
富士山より高い場所に電車で来れるなんて、すごいですよねぇ。
ユングフラウはこんな感じで外に出て建物の周りをぐるっと一周しながら眺めることができます。
山のことはあまりよくわかりませんが、普段見ることができない絶景にただただ感動。
外での景色を堪能し、再び建物の中に戻って順路を進みます。
薄暗い道の先には氷の宮殿「アイス・パレス」がありました。
全部が氷なので滑ります^^;
一番奥にはまた「Top of europe」の文字が。
他にも様々な氷の彫刻やフォトスポットがあって楽しめます。
そんな感じでユングフラウヨッホをぐるっとまわり、帰りの電車がなくなりそうだったので急ぎ足で駅に戻ります。
ちなみにユングフラウヨッホでは特に入場料はなく、鉄道のチケットに全て料金が含まれているんだと思います。
チケットを買う手間がないのでスムーズにまわることができました♪
鉄道は30分に一本、ちょうど駅に着いた時に行ってしまったので先頭で次の電車を待ちました。
コロナの影響があるにも関わらず、発車時刻直前にはかなり行列ができていたので早めに並んでおいてよかったなぁと思います。
ユングフラウヨッホ→クライネシャイデックまで乗り、帰りはクライネシャイデック→グリンデルワルドまで電車を利用しました。
しかし、持っている電車のチケットはユングフラウヨッホ⇆クライネシャイデックの往復のみ。
クライネシャイデックからグリンデルワルドまでの片道のチケットをクライネシャイデックで購入しなければいけないのですが、なんとクライネシャイデックに着いた時間にはチケット売り場が閉まっていました!
これは困ったどうしよう…と思っているとチケットを売る人が外で待機してくれていました。よかったー。
これで無事にチケットが買える…と安心したのもつかの間、どうやら機械に不具合が起きたようでチケットが買えない^^;
ひとまず電車に乗ってくれと言われてチケットがないまま乗車。
無賃乗車をしているようでなんだかそわそわ(笑)
電車が発車してから先ほどチケットを売っていた人がチケットの確認に来たので、説明をしてその場でグリンデルワルド行きのチケットを買うことができました。
夜はキャンピングカーで来ている友達夫婦のキャンプサイトにお邪魔してBBQ♪
グリンデルワルドの滞在は2泊3日でしたが、何から何までずっと自然を楽しめる素晴らしい旅行になりました。
3日以上の滞在はスイストラベルパスがおすすめ
今回我が家は車移動だったにも関わらず公共交通機関をいくつか利用しました。
スイスの物価はとても高いし、公共交通機関の切符をその都度買うのはかなりの手間なので、3日以上スイスに滞在する方は公共交通機関乗り放題のスイストラベルパスがとってもおすすめです!
口コミを見てわかる通り鉄道、バスなどの公共交通機関が乗り放題のほか、ホテル宿泊料やミュージアム入館料の割引までついているのでかなりお得なパスになっています。
よかったら参考にしてみてください♪
まとめ&感想
サマーバケーション最大の目的地であるスイス・アルプスの大自然は期待以上のものでした。
行く前は高山病になったらどうしよう…鉄道のチケット買えるかな…服は何を着たら良いんだろう…と結構心配事が多かったんですが、もうなんの心配もいりませんでした。
今回の旅(ハイシーズン&コロナ禍)を振り返った感想はこんな感じです。(順不同)
- 意外と人はたくさんいた
- 公共交通機関はマスク必須(それ以外はしてない場合が多い)
- 現金なくてもOK(必要な場合ATMがあるのですぐ下ろせる)
- 思ったより寒くない(スニーカー、短い靴下、長ズボン、半袖Tシャツ、マンパorウルトラライトダウンのみで問題なし)
- ユングフラウヨッホへはハイキングがおすすめ
- 鉄道の予約なしでも大丈夫(コロナの影響かなりある?)
- ケーブルカーの利用は早い時間が良い(10時過ぎると行列になる可能性も)
- フィルストのアクティビティーはやるべき!
思い浮かぶ限りはこんな感じです。
…と言ってももう二ヶ月以上前のことなのでコロナでの状況はかなり変わってしまっていると思いますが。
心配していた高山病も全く問題ありませんでした。
かなり寒いんじゃないかと思って厚着で行きましたが、ユングフラウヨッホ以外は全く寒くなく、むしろずっと暑かったです(笑)
フィルストもメンリッヒェンもクライネシャイデックも半袖半ズボンでも大丈夫なくらいでした。
ユングフラウヨッホはやはり寒かったですが、それでもマウンテンパーカーかウルトラライトダウンを一枚羽織るだけで問題ない寒さだったと思います。
また、スイスの物価は恐ろしく高く、鉄道代だけで6〜7万円?かかったので先ほど載せたスイストラベルパスは本当におすすめ!使いべきだと思います。
鉄道代を差し引いても、このアルプスの大自然を楽しむ旅行は今まで行ったどの旅行よりもダントツで一番楽しかったです。
やっぱり自然以上に感動することってなかなかないよなぁとしみじみ思いました。
さて、大自然スイスのあとはお隣のフランスへ。
次回はフランス・コルマール周辺の旅行記を書いていきたいと思います^^
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