前回の記事で軽井沢に移住を決めた10の理由を紹介しました。
軽井沢移住を決めたあと、早速やることは土地探しです！
我が家は土地を持っていない状態での注文住宅を希望していたので、まずは土地と建設会社を探すことから始めました。
建設会社についてはまた別の記事で詳しく書こうと思うので、今回は軽井沢での土地探しについて実体験を交えてポイントなどを書いていきたいと思います^^
・軽井沢、御代田移住を考えている人
・軽井沢、御代田で土地探しをしている人
・軽井沢のエリアについて知りたい人
軽井沢のエリア別特徴
土地探しを始めて気付いたことは、軽井沢はエリアによってかなり特徴に差があるということ！
縁もゆかりもない場所だったので最初の頃はよくわからずに土地を探していましたが、調べていくうちにざっくりですがそれぞれ場所の特徴がわかってきました。
エリアの分け方はいろいろありますが、我が家が土地探しをする上でわかりやすかった分け方で今回は特徴を書いておこうと思います。
- 旧軽井沢エリア：軽井沢駅の北側
メインストリートには銀座通りがあり、別荘地や商業地が多い。
軽井沢で一番坪単価が高く、湿度が最も高いエリア。
- 新軽井沢エリア：軽井沢駅の南側
アウトレットの軽井沢プリンスショッピングがあるエリア。
坪単価は旧軽井沢の次に高く、湿度は旧軽井沢同様高め。
- 中軽井沢エリア：中軽井沢駅の北側
星野リゾート、千ヶ滝などの人気別荘地があるエリア。
自然豊かな森があり、駅周辺は住宅街で定住者が多い。
- 南軽井沢エリア：中軽井沢駅の南側
発地市場、風越学園のあるエリア。
分譲地が多く坪単価はそこまで高くない。地盤が緩く湿度も高め。
- 西軽井沢エリア：追分駅周辺、御代田町
追分宿や御影用水があり、おしゃれなお店が多いエリア。
坪単価は最も低く、地盤は強い。湿度も低い。最も移住者が多い。
軽井沢をざっくり分けるとしたらこんな感じ。
特徴は私個人の印象ですが大幅に事実とズレているということはないかと思います^^
定住する上で重要視した土地条件
続いて我が家が土地探しをする上で必要だった条件について。
・湿度が高くない
・地盤が強い
・平坦地、整形地、更地
・土地の形は四角
・住宅街ではない
・自然豊かな周辺環境
・人がいなさすぎない
・アクセスしやすい
・過度に建築コストがかからない
湿度問題
軽井沢は東に行けば行くほど湿度が高くなる
土地探しをする上で湿度について聞くと不動産屋さんや建設会社の方がみんな口を揃えて言うのがこれ。
つまりエリアとしては旧軽井沢が一番湿度が高く、西軽井沢が一番湿度が低いということですね。
湿度がなぜ悪いかというと結露してしまったりカビが発生しやすくなってしまうから。
定住する上で湿度が高いのは個人的にはかなり問題で旧軽井沢エリアは条件から外すことになりました。（価格的にも^^;）
地盤問題
軽井沢は名前に沢という字がつくだけあり、地盤はかなり弱いです。
特に線路を境に南側は改良が必要となる場合がほとんどのよう。
ゴルフ場付近はゴルフボールが地面に埋もれると全く出てこないと言った方もいました（笑）
なので必然的に新軽井沢と南軽井沢のエリアは条件から外すことに。
大字発地のあたりは土地がたくさんあるんですが、そういった理由から購入に至る方が少ないようでゴーストタウンのようになっているという話も聞きました。（実際はどうかわかりません^^;）
土地の形状
軽井沢の土地を探す中で驚いたのが、傾斜地が多いこと！
あとは地目が山林や原野のところが多く、宅地もあるんですが住宅街の分譲地であることがほとんどでした。
地目についてはあまりこだわりませんでしたが、とにかく平坦地であることは絶対条件でした。
（好んで傾斜地を選ぶ方も軽井沢ではいるようですが…！）
また、できれば伐採・伐根費用を最小限に抑えたかったので更地、整形地も条件に。
そしてなるべく複雑な形をしていない四角形の土地を探しました。
この平坦地・整形地・更地・四角形の土地という条件が軽井沢では本当に難しく、なかなか良い土地がないと言われる大きな理由の一つだと思いました。
周辺環境
我が家の軽井沢生活は、自然を身近に感じられる環境というのが理想だったので、住宅街の土地は条件から外していました。
できれば家の中から美しい自然を借景できるような森の中の土地を希望していましたが、これがまたとても難しかったです^^;
森に囲まれるような場所は山の上や別荘地であることが多く、人の気配が全くなかったり人がそこそこいる場所まで車で10分以上山を下らなければいけなかったり、整備の工事が必要・水道等のライフラインが整っていないなど定住する上で不安な要素がたくさんありました。
かと言って住宅街は軽井沢に引っ越す意味がないような場所だったり…
人がいなさすぎず、山の中すぎず、それでいて美しい自然の中にある土地はなかなかありませんでした。
アクセスの良さ
周辺環境の条件とかぶるところもありますが、将来店舗も考えているのでアクセスの良い場所というのも条件に入れていました。
良いなと思う土地であっても、車でのアクセスが悪すぎたり、前面道路が舗装されていなかったり、土地までの道が狭すぎたり、アクセス面や道路状況が悪いところが多かったです。
そういった土地であると建築費用も余分にかかることがあるようなので、土地自体の条件が良くても候補にはなりませんでした。
土地探しの方法とポイント
さて、いよいよ我が家の土地探しについて。
理想の土地と出会うまで
土地探しを本格的に始めたのが今年（2023年）の6月頃。
6月、8月、9月と軽井沢を訪れて9月に無事条件を全て満たした理想的な土地と出会うことができました！
土地の探し方
我が家が行なった土地の探し方は次の通り。
・自分でネットで探す
・建設会社に探してもらう
・不動産屋に問い合わせる
最終的に購入に至った土地は自分たちでネットで見つけた土地でした。
が、基本的に良い土地はネットに出る前に不動産屋さんが情報を流してしまうので表に出ないことが多いよう。
なので不動産屋さんに問い合わせて条件を伝え、良い土地があれば連絡をもらうようにするのが一番良いと思います。
建設会社にも土地探しをお願いしていましたが、結局建設会社の方も不動産屋さんから土地情報をもらうので、良い土地があれば直接不動産屋さんとやりとりをすることになりちょっと二度手間なんですよね^^;
チェックしていた土地サイト
我が家が主に見ていた土地サイトは次の二つ。
- at home
- SUUMO
特にat homeは通知設定ができるので土地情報が出たらすぐにお知らせされるのがよかったです。
あとは不動産屋さんのサイトでの土地情報もチェックしていました。
- ロイヤルリゾート
- タウナー不動産
- 東急不動産
- クリエイト不動産
ちなみに我が家が購入した土地情報はクリエイト不動産屋さんのサイトに載っていました。
実際に足を運んだ不動産会社
問い合わせをしたのは上記の4つの不動産会社ですが、実際に足を運んで土地を見に行ったのは東急不動産以外の3社でした。
▼ロイヤルリゾート
▼タウナー不動産
▼クリエイト不動産
個人的にはロイヤルリゾートとクリエイト不動産がおすすめ。
我が家はクリエイト不動産から土地を購入しましたが、とても真摯に対応してくださり助かりました^^
土地探しのポイント
土地探しは正直とーっても大変でした…！
前述した通り四角い形の平坦地・整形地・更地の土地がほとんどなく、さらに予算との兼ね合いやアクセスの良さ、周辺環境などを含めると本当に理想の土地に出会えない！
軽井沢は今移住する人も増えているようで土地自体が少ないみたいです。
そんな中でも土地探しを始めて3ヶ月で理想の土地に無事に出会うことができた我が家の土地探しのポイントを書いておきたいと思います。
・毎日ネットで土地情報をチェック
・いくつかの不動産屋さんから土地を紹介してもらう
・建設会社にも探してもらう
・良いと思う土地があればなるべく早く問い合わせて現地に行く
書いてある通りですが、8月・9月は毎日土地情報を見てました（笑）
最初は建設会社の方に探してもらっていましたが、あまりにも良い土地がないので最後の方はひたすら自分たちで血眼になって土地探しをしていました^^;
なるべくたくさんの人の意見を取り入れたかったので不動産会社はもちろん建設会社でも土地について意見をもらうようにしたのもよかったかなぁと思います。
そのおかげでエリアを絞れたり、逆に今まで全く見てなかったエリアを検討することになったり。
最終的に我が家が絞ったエリアは次の3つ。
- 中軽井沢
- 追分エリア
- 御代田（御影用水付近）
このエリアの中で前述した理想の条件を全て満たす土地を無事に購入することができました…！！
まとめ
以上、軽井沢での土地探しについてでした！
軽井沢は別荘地として有名ですが、我が家は今回定住するための土地探しだったので別荘地とはまた条件が大きく違っていたんじゃないかなぁと思います。
実際に土地探しを始めると想像以上に理想の土地が見つからない！
あまりに見つからなすぎて軽井沢移住はもうできないのではないかと諦めてしまいそうになるほどでした^^;
縁もゆかりもない場所なのでまずはエリア絞りをすることや軽井沢の土地柄を知ることが大事で、そこでエリアが絞れればあとはひたすら探すのみ。
それが一番大変なんですが、やっぱり土地も縁が大きいと思いました。
理想の土地を無事に購入することができ、いよいよ軽井沢移住が本格的に！
土地の購入についてや建設会社などについてはまた別の記事に詳しく書きたいと思います♪
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