【フィンランド】憧れのガラスイグルー♪寝たままオーロラ鑑賞ができるロヴァニエミのホテル

フィンランド

前回フィンランドのロヴァニエミ観光についての記事を書きました。

ロヴァニエミ旅行の目的はサンタクロース村の他にオーロラを見ること!

我が家は1歳児連れで外でオーロラを待機するのは難しいので室内でオーロラが見れるホテルを予約することにしました。

今回我が家が泊まったのは天井がガラスになっているガラスイグルーのホテル。

このホテルがとっっってもよかったので今回は我が家が宿泊したホテル「Arctic SnowHotel & Glass Igloos」について詳しく書いていきたいと思います^^

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ロヴァニエミでオススメのガラスイグルーはここ!

ガラスイグルーとは先ほども書いた通り天井がガラス張りになっているタイプのホテル。

フィンランドのランプランド地方に多くある人気の宿泊施設だそう。

このガラスイグルー何が良いかというと、暖かい部屋の中でベッドで寝転びながらゆったりとオーロラ鑑賞ができること!!

オーロラって長い時間外で待機して寒い思いをしても見られないことが多いのでは?

とずっと思っていましたが、このガラスイグルーに宿泊すると全く寒い思いをせず、他のことをしながらでもオーロラを待つことができるんです。

我が家はロヴァニエミの市街地から車で約30分ほどのところにある「Arctic SnowHotel & Glass Igloos」というホテルを選びました。

Arctic SnowHotel & Glass Igloos

こちらのホテルは先ほども書いたようにロヴァニエミの市街地から少し離れています。

…というのもオーロラは人口の光がない条件下でないと見られないので市街地からは離れていた方が良いようです。

ホテルは公式サイトから予約できます。

Arctic SnowHotel & Glass Igloos公式サイト

グラスイグルーはこんな感じ。

(写真は公式サイトよりお借りしています)

また、名前の通りガラスイグルーの他にスノーホテルもあります!

(写真は公式サイトよりお借りしています)

このスノーホテルは2022年は12月15日からオープンで、我が家はその前に宿泊したので行った時はちょうど建設中でした。

スノーホテルは部屋以外にレストランや教会などがあり氷の彫刻やライトアップが綺麗なよう。

(写真は公式サイトよりお借りしています)

ガラスイグルーに泊まればスノーホテル内は無料で入れるようなのでオーロラが見れなくてもこのスノーホテルを楽しめるととっても人気みたいです!

我が家はスノーホテルがまだオープンしていない時期に行ったので少し価格が安くなり、2泊3日大人2人小人1人夕飯付き&バス利用料込みで約€1200でした。

(夕飯が二人分2食で約€240、バス利用料は€40なので宿泊費のみは€920かな?)

宿泊レポ

では実際に行った時の宿泊レポを書いていこうと思います♪

空港お迎え

1日目、ロヴァニエミの空港までシャトルバスがお迎えにきてくれました。

ちなみにバス利用料は大人一人€20、1歳児は無料でバスは利用料を一回払えば空港の送迎もロヴァニエミ市内やサンタクロース村の送迎もしてもらえました。

バスは空港、市内、サンタクロース村を周るみたいなので空港送迎の時間が固定でした。

空港への送迎は16時半で飛行機は15時頃着いたので空港でかなり時間を持て余してしまいました^^;

空港内は外に出るとお店が1-2個あるだけでカフェもクローズしていて本当に何もすることがなくちょっと困りました(笑)

ムスメがちょうどお昼寝をしてくれたのでぐずったりはなく助かりました。

チェックイン

ホテルに着きバスを降りて順番にチェックインです。

サウナやレストランの場所、朝食の確認などがあり、お部屋のカードキーを受け取りました。

また、オーロラが出現した際のお知らせブザーについての説明もありました。

こちらのホテルではオーロラが出現するとお部屋にあるブザーを鳴らしてお知らせしてくれるみたいです。

何か別のことをしていたり寝ていたりオーロラに気づかなかった場合もそれなら安心ですよね^^

ブザーのスイッチは切っておくこともできるので子どもを起こしたくない時はオフにしておくと良いと思います。

…と言ってもブザーの音は控えめなので鳴ってもムスメは全く起きませんでした(笑)

お部屋の様子

いざお部屋に入ってみるとこんな感じ!

かなり狭いと思っていましたが、思っていたよりは空間に余裕があるように感じました。
(でも通常のホテルよりはもちろん狭め)

ベッドの奥にはちょっとしたスペース。

ケトルやコーヒー&ティーセット、メモなど。

隣の扉を開けるとトイレ&シャワーブース。

シャワーブースとベッドルームは壁が天井までなく繋がっているのでシャワーの音が結構聞こえます。

また、お湯を出しすぎて無くなると再びお湯が出るまでに時間がかかるという説明もチェックインの時にされました。

ですが普通にシャワーを浴びる分には何も問題なく使用できました^^

ベッドから見た入り口側にはチェアと、見えませんがハンガーラックや冷蔵庫も。

ベッドは簡単に二つくっつけることができたのでムスメが落ちないようにくっつけて使用しました。

ベビーベッドやベッドガードなどはありませんでした。

コタでディナー

こちらのホテルはフィンランドの伝統的な建物である「コタ」でディナーをすることができます。

予約の際にこちらのディナーも2日分予約をしておきました。

事前にメインディッシュをサーモンにするかトナカイ肉にするかメールで聞かれていました。

2日間ともサーモンとトナカイ肉を一品ずつオーダーすることに。

コタの中に入ると建物の真ん中に焚き火が!

天井まではこんな感じ。

ディナーで提供されるサーモンがすでに焼かれていました^^

テーブルに案内されドリンクのオーダー。白ワインと赤ワインをいただくことに。

ちなみに二日目はスパークリングワイン。

最初にパンが来ました。

バターが香ばしく、パンがふわっふわで美味しかったです!

続いてスープ。かぼちゃのポタージュでした。

これがまた衝撃の美味しさでびっくり…!

今まで食べたかぼちゃのスープで間違いなく一番美味しかったです。ムスメも少し食べましたが気に入ったようでたくさん欲しがって大変でした^^;笑

メインはトナカイ肉と直火焼きサーモン。

トナカイ肉全く癖がなく食べやすくてとっても美味しかったです!

マッシュポテトがあるからかこの量でちょうど良い感じでした。

サーモンは直火されているのをそのままプレートに乗せて持って来てくれました!

全くパサパサしていなくて味もとっても美味しかったです。

…がめちゃくちゃ量が多い上にジャガイモも丸々1つ乗っていたので食べるのが少し大変でした(笑)

個人的にはトナカイ肉の方がオススメかな?男の人は量的にサーモンの方が良いかも。

最後のデザートはチーズケーキ?でした。

下の白いソースがとっても美味しかった♪

コタでのディナーは二日間とも全く同じメニューでした。

我が家はメインをスイッチしましたしスープもデザートもとっても美味しくて二日間食べられると思うと嬉しいくらいだったので特に問題なし。

コタの他に朝食が食べられるレストランでもディナーを食べることができるようです。

また、一日目はスムーズな料理の提供でしたが二日目は一日目よりも一時間近く時間がかかりました…!

ディナーは19時(オランダ時間の18時)スタートとはいえどうしてもムスメが眠たい時間になってしまうので料理提供が遅れると大人は気が気じゃありません^^;

ちなみにハイチェアの用意もありました。

お会計はドリンクだけその場で支払い(カードOK)、ディナーの代金は二日分まとめてチェックアウトの時にお支払いでした。

オーロラ鑑賞

さて本題のオーロラですが、

二日目に無事見れました~~~!

ロヴァニエミ一日目も二日目も夜はよく晴れていて星空もとっても綺麗に見えましたが、一日目は雲が出る時間帯が多くオーロラを見ることができませんでした。

二日目は昼間は全く太陽が出ず(ロヴァニエミではこれが普通なのかな?)若干不安を感じていましたが夜になると満天の星空!雲ひとつありません!

オーロラが出やすい時間帯は22時~1時頃だそうで(太陽が一番遠くなる時間らしい)。

21時(オランダ時間20時)にムスメは寝て23時頃まで起きていましたが真っ暗な部屋で星空を見ているとだんだん睡魔が襲ってきて…

私は23時、夫も0時には寝てしまいました。

0時半頃部屋のブザーの音で私は起床。夫は寝始めたばかりだったので起きませんでしたがとりあえず起こす(笑)

二人で部屋から空を見ましたが、

よ、よくわからない、、!

どの方角にオーロラが出ているかも全くわからなかったので部屋の中からは見つけられず、一旦オーロラの位置を確認するために外に出ました。

パジャマにダウンとスノーブーツを身につけ外へ。(夫はまだ半分夢の中なので部屋にいました笑)

外に出ると何人か外に出ていてみんなが見上げている方向を見てみると…うっすら白い帯状のものが見えました!

え?!オーロラって緑じゃないの?!天の川みたいなあれ?!

と若干テンパりつつも急いで部屋に戻り夫にオーロラの場所を教え、事前にオーロラ撮影用に設定したカメラを三脚ごと持ってきて撮影。

撮影するとはっきり緑色のオーロラが写っていました!

以前オーロラを見た友達が、

肉眼でよく見えなくてもカメラやスマホで撮影すると見えることもあるみたいだよ

と教えてくれたのを思い出しました。

オーロラはあっという間に形を変えていきます。

5分後にはこんなに薄くなり、

さらに5分後部屋から撮影したオーロラはこんな感じに。

部屋に戻ると夫もしっかり目が覚めていて(笑)

いや~~~ついに見れたね!すごかった!!

と興奮冷めやらぬ会話をして、私はしばし部屋で暖まることに。

今度は夫が外に出てオーロラを鑑賞。

さらに45分後再びブザーが鳴ると先ほどよりも大きくはっきりとしたオーロラが出現!

ちょうどそのタイミングでうまく撮影ができなかったんですが、今度は部屋からでもばっちり見ることができました。

1分単位でオーロラの形は変わり、

あっという間に薄くなりました。

この時点で1時15分。

もうオーロラが出現しやすい時間を過ぎていたので就寝することに。

…と言ってもオーロラが観れたことが嬉し過ぎて夫婦揃って興奮して寝れず(笑)

ムスメはこんなに大人がドタバタと部屋を出入りしても全く起きませんでした(笑)

興奮して寝れないねーなんて話していましたがなんだかんだ横になっているうちに気づいたらみんな夢の中でした^^

朝ごはん

朝食はレセプションの横にあるレストランでいただけます。

ビュッフェスタイルで宿泊費に含まれています。

全体やお料理が並んでいる写真は撮れませんでしたがこんな感じでした。

種類が多くどれもとっても美味しかったです。

ムスメはスパニッシュクレープやお豆のトマト煮、フルーツやヨーグルトを食べました。

奥に写っているパイ包のようなもの。

これはフィンランド名物の「カレリアンピーラッカ」という名前のお料理。

ミルクで炊いた白米のお粥をライ麦の生地で包んで焼いたものだそう。

ヘルシンキで宿泊したホテルにもあり、そこで食べて美味しくてびっくり!

ムスメもすごい勢いで食べていました(笑)

バターを付けて食べるのが一般的なようで、特にエッグバターを付けると絶品!!

とっても美味しかったしムスメもお米が食べられて嬉しそうだったのでフィンランドに旅行の際はぜひ食べてみてください^^

チェックアウト

三日目の朝、朝食後空港行きのバスの時間まで雪遊び!

ムスメはソリに乗ったり初めての雪遊びに大興奮。

とっても寒いので10分に一回は室内に連れて行きましたがムスメは雪で遊びたくて泣いてしまい^^;

そんなに喜んでくれてよかったです(笑)

チェックアウトはレセプションで。

ディナーのお金を支払い空港行きのバスの説明をされておしまい。

ちなみにレセプションの前はスノーホテルの建築がされていました。

スノーホテルを作っている様子が見れたのもおもしろかったです♪

ロヴァニエミ空港へ

バスは少し小さめでロケバス?みたいな感じでした。

一緒に乗車したのは全員で6人、ムスメのチャイルドシートも用意してくれました。

ムスメはバスで爆睡、空港に着いてから起きました。

特に問題なく中に入れてお昼ご飯を食べていましたが便がかなり遅延。

ヘルシンキの乗り継ぎをダッシュして間に合いましたがその便も遅延。

ようやくスキポールに着いたと思ったらベビーカーが届いていないとのことでヒップシートで帰る羽目に^^;

ベビーカーは翌日空港の係りの方が家まで届けてくださいました。

ホテル以外でオーロラを見るなら

我が家は小さい子連れでオーロラツアーに参加ができなかったので今回ガラスイグルーのホテルを予約しましたが、大人だけだったり子どもが小学生以上だったらツアーもおすすめです^^

私がもしツアーを予約するならおすすめなのがラップランド流BBQ付きオーロラツアー

おすすめポイント

・オーロラの専門家が気候条件に応じて出発時刻を調整
・原生林の中でBBQ
・ラップランドの美味しい料理を食べながらオーロラ鑑賞できる

おすすめポイントは原生林の中でラップランドの食材を使ったBBQができること。

これは本当にフィンランドでしかできないことですよね!

原生林の中のオーロラという幻想的な空間でその土地ならではのお料理を堪能できるのって本当にここでしかできない実体験だと思います。

BBQしながらのオーロラツアー、詳細はこちら▼

まとめ

以上、憧れのガラスイグルーのホテルについてでした。

ガラスイグルーを知った時、

そんな良いところ高くて泊まれないでしょ~

と思っていましたが手の届く価格でホテルが見つかり無事に予約して行くことができました。

結果オーロラも見れたしホテルも素晴らしかったので本当にここに宿泊できてよかったです!

子連れでしたが特に不便に感じたことも困ったこともありませんでした。

強いて言えばサウナやジャグジーの施設もあったんですが1歳児連れだし宿泊中はなかなかそんな時間が取れず利用できなかったことくらいかな。

また、スノーホテルのオープン前ってどうなんだろう?とも思いましたがスノーホテルがなくても十分施設を満喫することができたと思います^^

ロヴァニエミのガラスイグルーにお悩みの方の参考になると嬉しいです♪

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