前回に引き続きドイツロマンティック街道の続きを書いていきます。
今までの記事はこちら▼
【ドイツ】ロマンティック街道の旅① デュッセルドルフ、ケルン、ブリュール
【ドイツ】ロマンティック街道の旅② 一年中クリスマスの町ローテンブルク
ロマンティック街道の旅の前半はあと2回で書き終わりそうです♪
今回の旅行はドイツ → リヒテンシュタイン → スイス → フランス → ドイツの順でまわったので後半にまたロマンティック街道が出てくる予定です。
今日はシュトゥットガルト周辺の旅行記を書いていきます^^
車でロマンティック街道の旅③シュトゥットガルト周辺
ローテンブルクを出発し、ドライブ旅3日目はシュトゥットガルト周辺の観光へ。
シュトゥットガルトはもともと観光する予定はありませんでしたが、車好きの夫がシュトゥットガルトにあるベンツ博物館に行きたい!と言うので行ってみることに。
ベンツ博物館
ナビをベンツ博物館に設定してシュトゥットガルトへ来ました。ナビ通りに来ると駐車場の案内があり、そちらに車を止めてミュージアムへ。
…と思ったのですがミュージアムの入り口には長蛇の列が!
コロナ対策をしていて通常の入場ではなかったようでチケットも事前に予約はしていなかったので30分くらい並びました。
入れないかな?と思っていましたが意外と列は進み、入り口でスタッフの方から説明を受けて個人情報を書く紙を渡されます。
チケットを購入時にそちらの紙を記入、入場料は一人10€、日本語のガイドブックももらえました。
ミュージアムの中は一度エレベーターで一番上の階まで行き、螺旋状に展示を見ながら下がってくるスタイルでした。
エレベーター前ではスタッフの方がオーディオを渡してくれます。日本語設定もできました。
人数制限とディスタンスを保ちながらエレベーター最上階へ行くとベンツの創立当初の展示物がありました。
恥ずかしながら世界で初めて車を作ったのがベンツというのもあまりわかっておらず…
ミュージアムに来て初めて知りました^^;
フロアのセンターに展示物が置かれていて、螺旋状に緩やかな下り坂になっている通路を進みます。
下りながら次の時代の車が見えるのでワクワク♪
下のフロアに着きました。
だんだんと車の形になってきています。
この展示物一つ一つに解説があり、バーコードを読み取るとオーディオガイドで解説を聞くことができます。
さらに下のフロアに行くと現代の車の形になってきました。
車自体全く興味がない私ですが、この車の形はすごいと驚き。
フライングモデルのこの車はやはり有名なんですかね。
夫は大興奮していました(笑)
未来の車や生活でお世話になっている車の展示もありました。
そういえばオランダのバスもベンツだったなぁと思い出す(笑)
最後はレース用?の車の展示でした。
感想は、とにかく見応えがある!!!
一つ一つの車の解説をオーディオガイドで聞いていたらきっと一日かかるんじゃないかと思います。
私たちは次の観光もあったのでわりと急ぎ足で見ましたが一時間半はかかりました。
フロアのセンターの展示以外にも端の方にミニ展示コーナーのような場所があり(そんなに小さくもないですが)、著名人が乗っているベンツの車などフロアごとのテーマに合わせた展示がありました。
車に興味がなくても楽しい!と思えましたし、ベンツの車についてよく知れたのもよかったなぁと思います。
ミュージアムの周辺にはベンツの工場やお店、スタジアムなどがあって、この広い敷地全てがベンツなのか…と圧倒されました。
ぜひ車好きの方はたっぷり時間をかけて見て欲しいです^^
グーグルマップの口コミがめちゃくちゃ良い理由がわかりました(笑)
エスリンゲン
ベンツ博物館の次はシュトゥットガルトの近くにある知る人ぞ知る観光地と言われているエスリンゲンへ。
エスリンゲンの目的地は2つだったので目的地に近いこちらの駐車場に車を止めます▼
木材屋
木材屋とは?!と最初思いましたが元木材屋の建物がとっても可愛いとのこと。
駐車場から橋を渡るとすぐに見えてきました。
あれ?木が邪魔で建物の良さ全くわからなくない?!と思いましたが別アングルからだとバッチリ撮れました。
木材屋さんは今はレストランになっているようです。
橋自体もお花がいっぱいでとっても可愛い。
ちょっとびっくりするものも見えます(笑)
あまりの暑さに木材屋さんの隣にあるジェラート屋さんでジェラートを購入。
ジェラート屋さんのお姉さんが日本人大好き!と言ってくれてほっこりしました^^
城壁
次の目的地はエスリンゲンの町が一望できるという城壁です。
グーグルマップの案内に従って町を散策しながら進みます。
大通りを超えてこのお家の前にある真横の階段を登ります。(少し人が写っているところ)
狭い階段で段数が多い…ヒーヒー言いながら登るとそこには絶景が!
これは登る価値ある!手前には葡萄畑が広がっていました。
この写真の右側に写っているのが登ってきた階段です。
絶景の反対側は広ーい広場になっていて子供が水遊びをしたりお姉さんが水着姿で日焼けをしたりしていました。
城壁を下りて駐車場へ向かう途中には可愛らしい市庁舎も。
エスリンゲン、小さい町ですが落ち着いていてとっても気に入りました。
ロマンティック街道をドライブする際はぜひ寄ってほしいオススメの町です♪
リヒテンシュタイン城
シュトゥットガルト周辺からは少し離れますが、エスリンゲンのあとはリヒテンシュタイン城へと向かいました。
リヒテンシュタイン城はルパン三世の映画 カリオストロの城のモデルになったと言われている断崖絶壁に建つお城です。
「妖精の城」とも言われているとのこと。
営業時間が17時半までだったので時間が結構厳しかったんですがギリ17時前に到着しました!
ナビ通りに行くと駐車場があり、管理人のおじさんに2€を渡し車を止めます。
城内に入らないと断崖絶壁のお城の姿は見えないみたいなのでチケットを購入して中に入ります。
お城内部に入るのはガイドツアーに参加が必須で、ツアーはドイツ語のみ(!)、かつ20分以上待つけどどうする?と言われましたがせっかくなので参加することに。
(お庭だけも選べます)
ツアー込みで8€でした。
チケットと日本語のガイドをもらってお城の庭に入ります。
ずっと見たかった断崖絶壁のお城が見れましたー!
思ったより小さいけど、思ったより断崖絶壁…!
下の町がめちゃくちゃ小さく見えました。
お庭には中世の雰囲気が漂う建物も。
お城の内部は撮影禁止かつドイツ語オンリーだったのでお庭だけでもよかったかなぁとも思います。
ただ、日本語ガイドをもらえたのでどんなことを話しているのかはなんとなくわかりました。
ツアーは30分ほどでした。
お城の断崖絶壁さに圧倒されたのはもちろんですが、お庭や建物の雰囲気がすごい良くて木陰でお城をゆっくり眺めたりとっても気持ちの良い場所でした。
まとめ:シュトゥットガルト周辺は見所満載◎
サマーバケーションのドライブ旅3日目は以上になります。
ロマンティック街道のメインはローテンブルクとノイシュヴァンシュタイン城だったのであまり期待せずに寄った観光地でしたが、どれも行って大正解でした!
むしろ行かないのはもったいないのでは?と思ってしまうほど。
ガイドブックに大々的に載るような場所ではありませんが、個人的には大満足の観光地たちでした。
いよいよ次の記事でロマンティック街道前半はおしまいになります。