オランダから南へ約400kmのところにある小国、ルクセンブルク。
日本からの直行便はありませんがオランダからは車で行ける距離にあるので予定のない土日にフラッとドライブ感覚で行けます。
神奈川県ほどしかない小さな国土の国、食事や建物・街並みがとても素晴らしく私たち夫婦にとってお気に入りの国となりました。
今回はその時の旅行について書いていきたいと思います。
旅行のことについて書くのは2月のアイスランドぶり…!
もちろん3月以降旅行には行けていませんがこの一年で行った旅行先について書けていないことがたくさんあるので、順不同で書きたいものから少しずつ書いていきたいと思います。
美食とお金持ちの小国ルクセンブルク夫婦ふたり旅
ルクセンブルクって一体どんなところなんだろう…
ヨーロッパに住み始めた時はどんな国なのかあまりよくわからなかったルクセンブルク、調べてみるとどうやら「美食の国」「お金持ちの国」と呼ばれる国だそう。
何より驚いたのが世界屈指の富裕国だということ。
なんと一人当たりのGDP(国内総生産)が20年連続で世界一位!すごい!
そんな風にいろいろ調べているうちに、ルクセンブルク旅行でやりたいことがいくつか出てきました。
- ビレロイ&ボッホのアウトレットに行きたい(マップ緑スポット)
- 美食を楽しみたい(マップ赤スポット)
- ルクセンブルクならではの建物・街並みを歩きたい(マップ青スポット)
私たち夫婦は以上3つのことを目的に旅行に行ってきました。
1. ビレロイ&ボッホのアウトレットに行く
ビレロイボッホはドイツの伝統的な世界有数の陶磁器ブランドです。
オランダはもちろんヨーロッパの様々な国でお店を見かけますが、なんとルクセンブルクにはその倉庫アウトレットがあるとのこと!
これは行くしかないと思い、土日の旅行でしたが日曜日はやっていないので一日目の土曜日に行ってきました。
市街地からはかなり離れた場所にありますが、オランダからだと市街地へ行く道の途中にあるので車ではアクセスに困りませんでした。
入り口がなかなかわかりづらく、広い倉庫の敷地の中にポツリとエントランスがありました。
駐車場は予約のところもありましたが奥に行くと無料で停めることができました。
中の様子は買い物に夢中になりすぎて写真を撮れず…
オランダのポーリッシュポタリーの倉庫アウトレットよりも遥かに広く、たくさんの商品が置いてありました。
ですがアウトレットだからなのか、現品限りで数が多くなく来客用のティーセットを買いたかったのですが数が足りず断念(涙)
定価よりも値段は2〜4割ほど安くなっていました。
2. 美食を楽しむ
続いては美食。ルクセンブルク旅行中に行った飲食店は3つです。
Oberweis
ルクセンブルクでは知らない人はいないと言われるほど有名なお店で王室御用達のチョコレートが食べられるOberweis(オーバーワイス)。
店内に入るとショーケースにズラリとスイーツが並んでいます。
建物の2階がカフェ、3階がレストランになっています。
私たちは着いて一日目の15時頃に行ったのでカフェでスイーツを食べました。
モンブランと、
チョコレートケーキ。
ヨーロッパに住み始めてからはほとんどケーキを食べていなかったんですが、めちゃくちゃ美味しい…!!
特にチョコレートの方が日本のケーキとよく似ていて甘すぎず軽い感じでぺろっと食べられました。
モンブランは中に甘めのクリームが入っていたので紅茶やコーヒーと一緒に食べるとちょうどよかったです。
紅茶、コーヒー、ケーキ2種で17.3€(約2,000円)でした。
お店は市街地のど真ん中にあります。
At the Soup-Soup Bar
2軒目は地元民に愛されるスープバー。
スイーツのあとであまりお腹も空いていなかったので軽めの夕飯にセレクト。
フードコートのようなところを想像して行きましたが店内は思っていたよりもずっとオシャレ。
じゃがいものスープと、
具沢山のルクセンブルクスープをいただきました。
どちらもボリュームがすごく、一杯食べるだけでお腹がいっぱいに。
何より味が美味しくて量が多くてもパクパク食べれちゃうんです。
日本では再現できないような不思議な味付けなんですが、一口目から美味しくて食べ終わるまであっという間でした。
冬の時期に行ったので温かいスープは別格。
個人的には具沢山のルクセンブルクスープがオススメです。
Cafe-Restaurant Um Dierfgen
二日目のブランチはレストランにて。
日曜日だったので営業していないお店が多く、営業しているお店の中でも口コミがよかったこちらのレストランに決めました。
エビのお料理と、
ポトフのようなお肉のお料理をオーダー。
どちらも味がしっかりしていてお酒と一緒に食べたら最高だろうなぁと思いました。
日替わりのスープもオーダーしたんですが、そのスープがめちゃくちゃ美味しくてびっくり。うっかり写真を撮り忘れたことに大後悔…
ルクセンブルクを代表するフランス料理店でした。
3. ルクセンブルクならではの街並み
最後はルクセンブルクの建物や街並み散策。
街全体が城壁に囲まれてひとつの巨大な要塞を作っています。
アドルフ橋
ルクセンブルクのシンボル的存在とも言えるアドルフ橋。
ペトリュス渓谷にかかるこの大きな橋は長さ150m、高さ85mもあり、新市街と旧市街を結ぶ重要な橋です。
上が車道、中は遊歩道に。
外から見ているときはこんなところ歩くのこわくないのかな?と思っていましたが、実際は橋とは思えないほどしっかりとした道で自転車も通っていました。
遊歩道から見えるノートルダム大聖堂がまた良いですよね。
なんだか遊園地のアトラクションや遊具のような、歩くだけでも楽しかったです♪
パノラマリフト
こちらは車で走っているときに偶然見つけた場所。
ガラスのエレベーターを登る(公園から直接歩いても行ける)と、ルクセンブルクの街並みを見下ろせるガラス張りの写真スポットがあります。
観光スポットとしてはあまり知られていないようで人はちらほらいましたが穴場でした。
ボック要塞
世界遺産にもなっている砲台のある要塞跡地です。
冬場は営業していないようなので中の見学はできませんでしたが、ここからの景色がルクセンブルクならではで素晴らしかったです。
街歩き
ルクセンブルクは歩いているだけで癒されるような素敵な街並みが広がっていました。
王公が執務する大公宮だったり。
道路に面するなんでもない建物。
靴屋さんの看板?ですら可愛い。
小国ながらヨーロッパの街並みがぎゅっと詰まったルクセンブルク、大満足の1泊2日となりました。
まとめ:小さくても魅力の詰まったヨーロッパが楽しめる国
以上、一泊二日で行ったルクセンブルクの旅行記です。
とてもコンパクトな国なので一泊で十分楽しめますし、それでいて観光地も少なくないので充実した旅行になりました。
日本からは行きづらい、こういった小国をヨーロッパに住んでいるうちにできるだけたくさん行けたらいいなぁと思います。