11月11日、日本ではポッキーの日ですね。
オランダでは「シントマーテン」というハロウィンのようなイベントを子どもたちが行う日になっています。
実は去年このシントマーテンを知らずに慌てたことがあったので、今日はそのことも含めてシントマーテンについて書いていきたいと思います^^
子どもたちが家にやってくる!シントマーテン祭
一般的にハロウィンは10月31日ですよね。
ですがオランダではハロウィンよりもシントマーテンの方が伝統的に残っていて10月31日は何もしないようです。
シントマーテン祭とは?
子どもたちが学校で作った提灯を片手に夜灯りが点いているお家を訪問して、シントマーテンの歌を歌います。
訪ねられたお家の人はその歌のお礼にお菓子を子どもたちにプレゼントします。
ざっくりですがシントマーテンはこんな行事。
日本ではトリックオアトリートと言ってお菓子をもらうのが有名だと思いますが、オランダでは子どもたちが歌を歌いに来てくれるんです。
去年この行事のことを全く知らなかったので、夜18時半頃インターホンが鳴って出ると提灯片手にマントを羽織っている子どもが一人で立っていてとても驚きました。
え…ハロウィン終わったよな…と思いながらお菓子の用意がなかったのでたまたま家にあった小枝(日本のお菓子)を渡しました^^;
あとで友達に教えてもらって初めてシントマーテンという行事だと知りびっくり。
小さい子どもだと親が同伴だったり、大きい子どもだと複数人で来たりするみたいです。
ちなみに去年我が家に訪れた子どもは日本人が出ると思っていなかったのか歌は歌わず終始無言でした(笑)
シントマーテンの物語
シントマーテンはハロウィンの由来になった行事とも言われていますが諸説あるようです。
マーテンさんという人が貧しい人に自分のマントを半分あげて助けたという物語から分かち合いの精神を祝うお祭りとされています。
日本でのハロウィンは楽しいイベントの一つですが、こういった伝統的な行事としてシントマーテンを毎年お祝いするのはオランダらしくて良いなぁと思いました。
まとめ:オランダ独自の文化を楽しめる日
以上がシントマーテンについてでした。
マンションはあまり来ないお家が多いようですが一軒家のお家はすごい人数が来ることもあるみたいです^^;
今年は新型コロナウイルスの影響で子どもたちが来るかどうかまだわかりません。
ドキドキしながら夜を待つことにします♪
おまけ:我が家のハロウィン
うちにはまだ子どもがいないのでシントマーテンはあまり関係ないんですが、お友達とパーティーをしたりお家でささやかながらハロウィンを楽しみました^^
ハロウィンパーティー
お友達夫婦の自宅で持ち寄りのパーティーをしました。
- ハンバーガー3種類
- ジャックオランタンのパンプキンミートパイ
- かぼちゃのサラダ
- ブルスケッタ
- パンプキンチキンドリア
- ローストビーフ
- ポテトサラダ
- オレオケーキ
- かぼちゃのプリン
4人なのにすごい量…(笑)昼夜と2回に分けて食べました。
10月はオランダでも日本のかぼちゃが売っているので存分に使いました♪
ハロウィンを意識して顔を作ったり。
友達とわいわいしながら食べられてとっても楽しかったです♪
ハロウィンおでん
当日は夫婦二人のみだったので夫とおでんを作りました。
- ロールキャベツ
- 大根
- ゆでたまご
- こんにゃく
- さつま揚げ
- ジャックオランタンにんじん
- おばけはんぺん
- ロリポップ餅巾着
- ウインナーちくわミイラ
- はんぺんコウモリ
これもまた二人なのにすごい量になってしまいましたが2回でペロリと食べきりました…笑
コウモリとおばけは夫作。上手に作ってくれておでんが賑やかになりました。
オランダでおでんキットは日本食材店で売っていますが10〜15€(約1,500円)ほどします。
なのではんぺん、ちくわ、こんにゃく、さつま揚げ、つみれ、大根、卵など食べたいものを単品で買ってお出汁、ロールキャベツや餅巾着は手作りしています。
ストウブで作ったからかお出汁がよかったからかこのおでんは私史上一番美味しいおでんになりました(笑)
残った出汁はいつも茶碗蒸しにするんですが、今回はもう一回おでんを作ったくらい^^;
日本食って何回食べても本当に飽きないですよね。素晴らしい。
以上我が家のハロウィンでした♪