【産後レポ】オランダでの産後一週間って?ケア内容や自宅訪問 etc…

出産レポ

 

オランダで無事に出産を終え、赤ちゃんが産まれたその日から家族3人での暮らしが始まりました。

日本ではほとんどが病院出産で産後は一週間ほど入院するのが一般的だと思うので、すでに日本とは全然違いますよね(笑)

 

オランダでは産後に「クラームゾルフ」という産後ケアの方が一週間毎日家に来て母子の健康管理をしたり、赤ちゃんのお世話について手取り足取り教えてくださいます。

私たちは日本人のクラームゾルフ、美穂さんに産後ケアをお願いしました。

日本人の方がいてくださるのは本当にありがたいですよね…!

 

産後一週間はクラームゾルフの方以外にも助産師や保健所の訪問が頻繁にあり、思っていた以上に毎日とっても忙しかったです^^;

 

今日はそんなオランダでの産後一週間の様子について書いていきたいと思います♪

 

スポンサーリンク

オランダでの産後一週間の様子

 

産後一週間はとにかくあっという間だった!

一週間に限らず産後は本当に毎日あっという間に過ぎてしまっているんですが、思い出せる範囲で産後レポ書いていけたらと思います。

クラームゾルフの方によるケアの内容や、助産師や保健所の訪問内容、また出生後提出しなければならない書類などなど…

 

自宅訪問

まず、産後に訪問があった方達について。

 

クラームゾルフ

夜中の出産、昼間退院だったので産後ケアのサポートは出産したその日から受けることができました。

 

お願いした日本人クラームゾルフ美穂さんのHPはこちら▼

 

基本的に産後8日間、48時間のケアで毎日来てくださいますが、サポート内容によって日数や時間は変わってくるようです。

私たちは初日は14時から来ていただきました。

 

妊娠32週の頃事前打ち合わせで一度訪問していただき、その際にケアで必要な書類を一式いただいていました。

産後一週間の様子についてはこちらの書類で全て管理されます。

美穂さんがオランダ語と日本語で母子の看護日誌を書いてくださるので訪問する助産師と内容を共有できるようになっています。

私も産後すぐは身体も痛いし忙しくて記録をつける余裕がなかったのでこちらに記載されている内容で当時を思い出すことができます(笑)

 

我が家でのサポート内容は、

  • 母子の健康管理
  • 沐浴
  • 授乳指導
  • 母体のリラックスマッサージ
  • 家事(床、水回りの掃除)

がメインでした。

 

助産師

助産師の訪問は出産した日から数えて3日目、6日目、8日目にありました。

もともとは出産した翌日に来てくれるという話だったんですが、お産が重なっていたようで3日目になりました。

助産師とは美穂さんがやり取りをしてくださったのでこちらはノータッチ。

より専門的な立場から母子の健康管理をしに来てくれました^^

 

保健所

保健所の方は7日目と14日目に訪問がありました。

7日目は特にアポイントはなく、14日目は事前に電話が来てアポイントを取ってからの訪問でした。

7日目は赤ちゃんの耳の検査と先天性代謝異常の検査、
14日目は赤ちゃんの状態チェックと今後の検診や予防接種についてのお話をしてくださいました。

 

 

1日目

出産した日は13時過ぎまで病院にいて13時半頃自宅に戻ってきました。

すぐ14時頃美穂さんが来てくださいましたが、直前のやり取りで帰宅してから美穂さんが来るまでにしておくことを教えてもらっていたので助かりました。

 

私は産後すぐで会陰の傷や貧血で動けなかったのでずっとベッドの上。

早速授乳指導が始まり赤ちゃんがぐずればずっとおっぱいを吸わせる生活が始まりました(笑)

赤ちゃんの吸啜ってすんごい力なんですね~~~

もっと優しく吸うものだと思っていたので本当に驚きました^^; 乳首が痛すぎる。。。

 

1日目の母体の状態

  • ベッドの上生活
  • 会陰はまぁまぁ普通に痛い
  • 後陣痛めちゃくちゃ痛い!
  • 悪露多量だが正常量

分娩時間が短かったからか私は後陣痛が本当に痛かったです…

特に授乳してると子宮が収縮するからか後陣痛がひどくなり腰は痛いし乳首も痛いし授乳がとにかく辛かった。。

 

あと会陰部を常に清潔にしておくために排尿・排便後は必ずシャワーで洗い流すとのことでした。

これ日本でもそうなんですかね?

 

赤ちゃんは羊水をよく吐いていましたが状態は良好で授乳中の吸い付きも上手とのこと^^

 

2日目

夜中は2時間に一回の授乳間隔でしたが朝から毎時間20〜30分の授乳。

まだ母乳は出ていないようですが吸わせることが大事とのことでずーっと吸わせてました(笑)

母子の状態もケアも1日目と特に変わらず。貧血はかなり良くなっていました。

 

また夫はオランダの出生届を出すために市役所に予約の電話をしてくれました。

オランダは出生届を産後3日以内に出さなければいけないのでハードスケジュールですよね^^;

 

3日目

夜中もほぼ毎時間10分の授乳。

授乳頻度は高いんですがまだ母乳が出ていなくて赤ちゃんの体重低下を考慮し、訪問した助産師とも相談して初めてミルクを飲ませることになりました。

ミルクは3時間毎に20ml。

 

それと同時に搾乳機も使うことになったので夫が電動搾乳機をレンタルしてきてくれました。

レンタルしたお店はこちら▼

助産院と同じ建物内にあるお店でした。

レンタル費用は1日2.5€ほど。購入しなければいけないものもありそちらは約40€ほどでした。

 

搾乳機って母乳が出すぎてしょうがない!って時に使うものだと思っていましたが、母乳を出すためにも使うということを初めて知りました。

まだまだ母乳は出ていないので10分ずつ搾乳しても滲む程度でしたが^^;

 

私は会陰の痛みは3日目くらいからあまり感じなくなり、赤ちゃんは黄疸が極々軽度に見られましたが問題ないとのことでした。

 

この日夫は市役所へ出生届を出しに行ってくれました。

必要なものは両親のIDカードだけだったようです。

オランダの出生届はコウノトリが印刷されていてとっても可愛い!
オランダ出産の良い思い出になりますよね^^

 

4日目

夜中3時間毎にミルク20ml&左右5分ずつ授乳。

朝になり母乳がようやく出始め、赤ちゃんの体重も増えたので再びミルクをやめて完全母乳へ。

後陣痛はこの時くらいから少しずつ楽になってきました。

 

5日目

夜中は3時間毎の授乳でしたがここにきて乳首があまりにも痛く授乳ができなくなりました…(涙)

美穂さんと相談してこの日は搾乳とミルクにすることに。

搾乳分約10ml+ミルク50mlを3時間毎にあげました。

 

そしてこの日臍の緒が外れました!ぽろっと取れてびっくり!

日本だと桐のケースに入れて保管するようですが、Xenosに0.45€ほどで木のちょうど良いケースが売ってるとのことだったので夫に買ってきてもらいそちらで保管することに。

脱脂綿を詰めて臍の緒を入れて完成。コンパクトだし軽いし意外と気に入ってます(笑)

 

6日目

乳首の痛みが少し軽減されたので再び母乳を再開することに。

ちなみに乳首の痛みはピュアレーンを塗ってラップをして保護するケアをしました。

メデラ ピュアレーン100 乳頭用クリーム 37g MEDELA ボディクリーム・ジェル [5561/5265/3110/3073]郵便送料無料[TG100]

価格:2,050円
(2021/10/27 20:13時点)

母乳育児するならピュアレーン必須ですね…こんなに乳首が痛くなるなんて知りませんでした…

 

この日は助産師の訪問もありましたが赤ちゃんの経過をさらっと見ておしまい。

 

ほぼ毎日子宮の戻りを美穂さんに確認してもらっていましたが私は戻りが早いようで6日目にはほとんど元の大きさに戻っていると言われました。

この頃は後陣痛も完全になくなり体重も妊娠前と同じくらいまで戻っていました。

 

7日目

今まで沐浴は美穂さんが行ってくれていましたがこの日初めて夫がやってみることに。

美穂さんが見守りつつ写真を撮ったりしてくれて良い思い出になりました^^

 

この日は保健所の訪問があり、聴力検査と先天性代謝異常の検査をしてくれました。

聴力検査は問題なし!機械にしっかり「PASS」と表示されました♪

先天性代謝異常の検査は足から血液を採取して5週間以内に結果を郵送するとのことでした。

私たちがお世話になる保健所(GGD)の場所や赤ちゃんの体重測定や相談ができる時間帯などを教えてもらい、また来週訪問するね〜と言われて1回目の訪問は無事に終わりました。

 

また、この日夫は日本大使館へ日本の出生届を出しに行ってくれました。

  1. 事前に印刷して記入した日本の出生届
  2. 両親のパスポート
  3. オランダの出生証明書と翻訳

を持っていき予約なしで提出できたようです。

 

8日目

美穂さんのケア最終日は今度は私が教えてもらいながら沐浴を行いました。

夫の方が上手だったので我が家の沐浴担当は夫に決定(笑)

 

また、この日は最後の助産師訪問がありました。

赤ちゃんの成長についてと今後赤ちゃんに何かあった時の対応はどうしたら良いかなどを教えてくれました。

基本的に赤ちゃんの心配事はホームドクター、母体の心配事(悪露や縫合した会陰部など)は助産院に連絡するようにとのことでした。

産後6週間健診(任意)も助産院で受けられるから希望の場合は電話で予約してねーとのこと。

 

産まれた日からちょうど一週間お世話になった美穂さん、最後に記念品までいただきました…!

オランダ語のミッフィーの絵本とカトラリー。

とっても可愛いしオランダ出産の記念になりました♪

 

まとめ

以上、産後一週間のレポでした。

 

初めての子育て、ただでさえ不安がいっぱいなのに海外で右も左も分からない状態でしたが一週間毎日家にいながらサポートが受けられる体制はとてもありがたかったです。

むしろ日本だったら退院後家で誰のサポートもない中急に赤ちゃんとの生活がスタートするんだと思うと大変だなぁと思うくらい^^;

家で赤ちゃんとの生活を実際に送りながらサポートしてもらえるのはすごく良いなぁと思いました。

 

産後の身体も一週間も経てばほとんどが元通りだったので私の場合はそんなに心配する必要はありませんでした。

大変だったのは後陣痛と授乳トラブル!とにかく乳首が痛い!(涙)

それでも赤ちゃんは無事にすくすく育ち、生まれたばかりの我が子に毎日癒されるそんな一週間でした。

 

オランダで初めての子育て、わからないことだらけであまり様子を知る機会もなかったので今回結構詳しめに書いてみました。

今後オランダで妊娠・出産・子育てを考えている人の参考になると嬉しいです^^

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました