オランダに引っ越してからいつかは絶対に行きたいと思っていた、フランスにある世界遺産「モン・サン=ミッシェル」。
今年の年始、たまたま夫の会社が連休だったので急遽行くことに!
ずっとテレビや雑誌でしか見たことがなかった憧れのモン・サン=ミッシェルは実際に行ってもその期待を全く裏切らない本当に素晴らしい場所でした。
今日はそのモン・サン=ミッシェルに行った時のお話を書きたいと思います。
モン・サン=ミッシェルはパリからアクセスが良くなくて有名ですが、最後におすすめのツアーも紹介しているのでよかったら最後まで見てみてください♪
憧れのモン・サン=ミッシェルに行った時のお話
今年の1月2日から3日にかけての一泊二日で行ってきました。
車でモン・サン=ミッシェルへ
モン・サン=ミッシェルは海に浮かぶ修道院でパリから約360kmのところにあり、なかなかアクセスが良くありません。
パリから向かうと乗り継ぎをたくさんして約3時間もかかってしまうようなので私たちは家から車で向かうことにしました。
アムステルダムからモン・サン=ミッシェルは車で約8時間!
実際は休憩や食事などもしたので朝7時半頃出発してホテルに着いたのは17時半でした。
オランダは高速道路が基本無料ですが、モン・サン=ミッシェルに向かう高速道路はちょくちょく有料で毎回料金を支払いました。
カードは使えなかったので現金必須ですね。
また、「t」と書かれているのは日本のETCのようなレーンなのでそちらに侵入しないように注意しなければいけません。
フランスの高速道路の有料区間についてはこちらのサイトがわかりやすく書かれています▼
宿泊ホテル:ル ルレ サン ミッシェル
今回私たちが選んだホテルはモン・サン=ミッシェルの対岸にある「ル ルレ サン ミッシェル」というところです。
ホテルの選び方
モン・サン=ミッシェルに宿泊する場合、
- 島内にあるホテル
- 対岸にあるホテル
の2種類選択肢があります。
島内はモン・サン=ミッシェルが建っている島の街中にあるホテルで島の雰囲気を朝から晩まで楽しめます。
対岸はモン・サン=ミッシェル全体を朝から晩まで眺めることができます。
対岸にあるホテルはモン・サン=ミッシェルが見えないホテルや部屋もあるので注意が必要です。
私たちは対岸で一番人気と言われている「ル ルレ サン ミッシェル」というホテルのモン・サン=ミッシェルが確実に見える部屋を予約しました。
駐車場について
モン・サン=ミッシェルの近くまで来ると一般的な広い駐車場があり、そちらに車を止めて歩いてホテルまで行くこともできますが、「ル ルレ サン ミッシェル」はホテルの敷地に駐車場があり、そこまで車で行くことができます。
私たちもホテルの敷地の駐車場まで行こうとしたんですが、かなり手前にある一般的な駐車場に車を止めてしまいました。
ホテル予約時に、駐車場の敷地に入るのにゲートで暗証番号?のようなものが必要だから事前にホテルに連絡して聞いてくれと記載があり、わざわざ電話のその番号も確認したのに(笑)
実際一般の駐車場からホテルまでは遠くなかったのでそんなに大変ではありませんでしたが。
車で行かれる場合は駐車場がたくさんあって迷ってしまうと思うので少し注意した方が良いと思います。
ちなみに一般の駐車場は一日置いて9.1€(約1,100円)でした。
お部屋の様子
予約したお部屋からはきちんとモン・サン=ミッシェルが見えました!
(薄暗すぎて怪しさしかない…笑)
お部屋は少し古い感じもしましたがとても綺麗でした。
広いお部屋でヨーロッパでは珍しくバストイレが完全に分かれていました。
ヨーロッパのホテルは日本と違い歯ブラシを置いてないところが多いんですが、なんと初めて歯ブラシが置いてあるホテルでした!(一本だけ笑)
日本人に大人気のホテルのようで部屋の案内やメニュー表には日本語が書かれていました。感動…!
ホテルは一泊二日の朝食付き2名で約35,000円でした。
レストランでディナー
到着時にホテルのレストランを予約したのでこの日のディナーはホテルでいただきました。
レストランはモン・サン=ミッシェル側が全面ガラス張りで、ライトアップされている夜のモン・サン=ミッシェルを眺めながら食事をすることができました。
(反射してしまってモン・サン=ミッシェルの写真は上手に撮れませんでした泣)
コースを予約していたので最初にパンと前菜とスープ。
このカリフラワーのスープ、めちゃくちゃ美味しかったです…!!
クリーミーで味に深みがあってカリフラワーの甘さと旨味がぎゅっと詰まっているスープでした。また食べたい。
メインは白身魚のソテーとモン・サン=ミッシェル名物のオムレツ。
オムレツは正直あんまり美味しくありませんでした(笑)
ふわっふわの食感はすごいよかったんですがほとんど味がせず…
スープがめちゃくちゃ美味しくてお料理の期待値が高まっていたこともあり残念。
デザートはクレームブリュレでした。
コースは二人で約80€(9,600円)でした。
夜のモン・サン=ミッシェル
お腹がいっぱいだったので食後は運動がてらモン・サン=ミッシェルまでお散歩に行きました。
ホテルからモン・サン=ミッシェルはシャトルバスがありますがなかなか来なかったので歩いていくことに。
ほとんど明かりがなくすぐ下は海だったのでなんだか少し怖かったです。
たまーに写真を撮っている人がいるくらいで人にもほとんど会わなかったのでなおさらちょっとホラー感がありました(笑)
島の近くまで行くとライトアップがとても美しい…
シャトルバスのバス停まで歩き、帰りはホテルまでバスで帰ってきました。
モン・サン=ミッシェル島内へ
翌日起きると曇っていましたがお部屋からモン・サン=ミッシェルが綺麗に見えました。
ホテルのお店でポストカードを購入し、クリスマスカードをくれた方へお返事としてモン・サン=ミッシェルから手紙を送ることにしました。
ホテルでメッセージを書き、島内の郵便局から送ります。
シャトルバスに乗っていざ島内へ!
シャトルバスを降りて島内へ向かうと門があります。
門をくぐって進むとオムレツ発祥と言われているお店が。
さらに先にはレストランやお土産屋さんなどたくさんのお店がありました。
写真を見てわかる通り、島内の街がめちゃくちゃ可愛いんです…!
雰囲気もお店の感じも全部がどストライクに可愛くてこの空間にいるだけで幸せな気持ちになりました。
入り口からほど近いところにお目当の郵便局もありました。
可愛らしいPOSTE表記が目印です。
郵便局の中に入ると手前はお店になっていて大行列でしたが、郵便物の受け取りは奥のデスクでした。
そこにいたスタッフの方にこれを送りたいですーと伝えるとすぐに対応してくれました。
切手は2枚で2.8€(約340円)。
モン・サン=ミッシェル修道院
いよいよ修道院の中に入ります。
階段が多い…
階段を上って奥に進むとチケットカウンターがあり、チケットを購入。
一人11€(約1,300円)でした。
修道院の中でも階段を上り(笑)見晴らしの良い西のテラスに出ました。
礼拝堂も見学できます。
列柱廊と呼ばれる場所。
食堂には可愛らしいクリスマスの飾りがまだ飾ってありました。
その後迎賓の間や騎士の間を見学し、
修道院内の見学を終えました。
帰りも車でまた8時間以上かかることが予想されたので12時前には退散して、帰路へつきました。
おすすめの日帰りツアー2選!
モンサンミッシェルはパリからのアクセスが悪いと最初に書きましたが、アクセス良く行くのに便利なのがツアーを利用することです。
パリからモンサンミッシェルまでの交通費や修道院のチケット込みのとってもお得なツアーがあるので今回ご紹介したいと思います^^
日本語オーディオガイドor英語ガイド付きツアー
1つ目に紹介するツアーは移動とチケットが付いているとってもシンプルなツアー。
モンサンミッシェルに着いたら自由に行動できるのでとっても楽!
チケットとオーディオガイドも付いているので修道院内の見学もスムーズにできます♪
こちらのツアーは私もお世話になったことがあるベルトラさんのツアーの中で人気ナンバーワンツアーになっているので間違いないと思います。
ノルマンディー地方観光&日本語アシスタント付き
2つ目に紹介するのはモンサンミッシェルに行く途中でノルマンディー地方にある村を観光できるツアーです!
せっかくツアーに参加するのにモンサンミッシェルに行くだけなのはもったいない!という方にぴったり♪
日本語のアシスタントがいるのも安心ですよね^^
まとめ:ヨーロッパ観光で一番行ってよかった場所
以上がフランス「モン・サン=ミッシェル」に行った時のお話です。
モン・サン=ミッシェルは憧れが強いだけあってかなり期待値高めに行ったんですが、申し分ないくらい本当に素敵な場所でした。
いろんなヨーロッパの観光地に行きましたが、今のところ不動の一位です。
全く関係ないと思いますが、修道院や島内の雰囲気がハリーポッターの世界観によく似ていてその空間にいるだけで映画の中の世界に入っているような気持ちになりました。
日本人に人気の理由がよくわかります。
アクセス面を考えるとなかなか簡単には行けませんが、何度でも行きたい場所だなぁと思いました。
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