海外で生活している駐在妻の中には海外赴任のタイミングで結婚を決めたという人がわりと多くいるように感じます。
このブログを書く私自身もその一人。
付き合っている彼から突然海外赴任の話をされた時、どういった決断をしますか?
実際に私が彼から海外赴任を告げられ、結婚するに至ったお話をしたいと思います。
付き合いたて、結婚はまだまだ先。のはずが…
実は海外赴任を彼から告げられた時、まだ付き合って半年ほどでした。
年齢もお互い20代半ば、一緒に暮らしてはいたものの結婚なんて現実味がなく数年は先のことだろうと思っていました。
そもそも一緒に暮らす生活があまりにも楽すぎて、結婚の手続きを考えるとそれだけで億劫になり、「事実婚ばんざ〜い!」なんて友達と乾杯するくらいしばらくは結婚する気がありませんでした(笑)
さらに海外赴任なんて話は彼から全く聞くことはなく、海外出張が多いだけで本社勤務以外はないと聞いていたので長く住むことを考慮して更新料がない家を借り、二人で生活をしていました。
予兆なく告げられた海外赴任
その日は仕事終わりに品川で友達と飲んでいて彼よりも帰りが遅くなりました。
テレビをつけながら部屋で他愛もない話をしていると突然、彼から「大事な話があります」と。
「え〜なになに〜こわい〜」なんて言いながら彼の言葉待つと、
「オランダに転勤かもしれません」
…?
一瞬頭が真っ白になりましたが、考える間もなく口が動いてました。
「えー行く行く。ついてく。」
返答に迷いなし!一緒に行くことを告げる
そうなんです。実は彼から海外赴任の話をされた時に、私は何一つ迷わず二つ返事で一緒に行くことを告げたんです。
この返答には彼もびっくり!!
一緒に行くとなると結婚するということになる。
…ということで結婚に至りました。なんともあっけなくゴールイン(笑)
なぜ結婚に迷いはなかったのか?その時の心境
彼から突然の海外赴任の告白、なぜ迷わず結婚・帯同を決められたのか?
その時に私が思ったことは次の3つです。
海外に住めるまたとないチャンス!
日本が大好きで英語が大の苦手な私は海外旅行はもちろん海外に住むなんて別世界の話でした。
かと言って海外が嫌いというわけではなく、住める機会があるなら喜んで住みたい。とも思っていました。
自分の経済力と語学力では120%海外に住むことはできないので良い意味でチャンスと捉えました。
英語を勉強するきっかけになる
子供の頃から英語が本当に苦手で、絶対に話せるようになる気がしませんでしたし、必要性がなかったので学ぼうとも思っていませんでした。
しかし英語が話せると今よりは確実に視野が広がるというのもわかってはいたので苦手克服のチャンスなのでは?と前向きに思いました。
好きな人と結婚できる
一番の理由はこれかもしれません。
結婚の手続き諸々は面倒でしたが、将来的にはちゃんと好きな人と結婚したいという願望がありました。
結婚のきっかけの大きな理由の一つと言われている転勤や異動、この機会は誰にでもあるものではないのでこのタイミングなのかなぁと思いました。
実際に結婚を決め、帯同した結果
結婚して約一年、帯同して約半年。
この選択は私たち夫婦にとっては正しいものだったなぁと思います。
大きな理由は上記にあげた3つですが、
- 離れて暮らすことが考えられない
- 期間限定で仕事を離れてみるのもあり
- 海外旅行に気軽に行けそう
という考えもありました。
今思えば当時は駐在妻の生活について全く理解していなかったので、全てのことをポジティブに捉えられていた気がします。
帯同して一週間後には想像を遥かに超える辛い生活が待っているとは知らず…
ただ、その辛い生活の中で「結婚しなきゃよかった」と思うことは一度もありませんでしたし、帯同せずに日本とオランダで離れて暮らす生活も全く想像できませんでした。
なので結局私の場合は、結婚をしない選択と帯同をしない選択はどちらもなかったんだなぁと振り返ってみて改めて思います。
むしろ、今は夫とこの地で生活ができていることに全力で感謝をしています。
まとめ
海外赴任を彼から告げられた時、私は迷わず結婚と帯同を決めました。
その選択は私にとって間違えではありませんでしたが、状況や環境によって様々だと思います。
帯同は多くのリスクがありますが、夫婦としても自分自身においても貴重な経験になることもたしかです。
どの選択をしたとしても後悔のないように、あくまで一例として参考になれば嬉しいです^^