オランダにいる時からずーっと本帰国したらやりたかったこと。
それはICL(眼内コンタクト)!!
本当に何年もやりたかったことなので本帰国してわりとすぐにやりました。結果最高すぎます。
今日は私がICLの手術をして快適な裸眼生活を手に入れたお話を書いていきたいと思います♪
(オランダ生活のことでまだ書きたいことはたくさんあるんですが、並行して少しずつ日本での生活のこともブログに書いていきます^^)
ICLの手術をして人生が変わった体験談
眼内コンタクトの手術をしたのは今から約2ヶ月ほど前。
もう通常のコンタクトレンズ生活には戻れないなと思うほどとっっっても快適な裸眼生活を送っています。
ICL(眼内コンタクト)って何?
まず、ICLが何かについて簡単に。
ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、Implantable Contact Lensの略ですが、このImplantableという言葉は、歯科でインプラントなどでも使われている挿入できるという意味です。つまり挿入できるコンタクトレンズ、これが眼内コンタクトレンズの言葉の始まりです。
アイクリニック東京ホームページ引用(https://eyeclinic-tokyo.jp/icl/)
通常のコンタクトレンズは自分で定期的に着脱&手入れをする必要がありますが、この眼内コンタクトレンズは一度入れたらお手入れ不要!ずーっと入れっぱなしでOKなんです!
完全に目の内側にレンズが入っているのでコンタクトレンズ特有のごろつき感や違和感は一切なし。
レーシックとは違って角膜を削ることなく、外したくなったら(病気等の理由で)外すことも可能。
メリット
実際にICL手術をした私が感じるメリットを紹介します。
完全に私個人のメリット感がすごいですが(笑)書いた通りメリットだらけです。
主に日常の朝起きた瞬間にメガネをかけなくても視界がはっきりすることや、洗顔後コンタクトを入れる手間がない、目の違和感やコンタクトレンズのズレ、ゴミが入って痛い、ごろつくということが一切なく、寝落ちしてもコンタクトを外さないとと思わなくて良い。
あとはメガネもコンタクトもいらなくなったので泊まりがけの旅行の荷物が減ったのも嬉しい!
我が家は1歳の娘がいるのでただでさえ子どもの荷物が多いのに自分のメガネやコンタクトでさらに荷物が増えるのが地味ーにストレスだったんですよね。
また、今までメガネやコンタクトを置いていたスペースが空いたので賃貸の限りある収納スペースが増えたのも嬉しい誤算(笑)洗面スペースがすっきり!
そろそろコンタクトの在庫がない…
新しいのをもらうには眼科受診が必要だー時間がないー
ということもなくなりました。
コンタクトの在庫確認や眼科受診は結構煩わしかったので本当に嬉しい。
もちろん毎月かかっていたコンタクト代も無くなりました!
私はワンデーコンタクトレンズを使用していて月に6,000円ほどコンタクトレンズ代がかかっていたのでそれがあるのとないのでは年間や生涯で考えると結構大きいですよね。
そして最大のメリットはやっぱり手術が手軽なこと。
手術自体は10分で終わり、入院も無し。術後30分もしないで帰ることができるので小さい子どもがいる私にはとってもありがたかったです。
手術についての詳細は後述しますが、本当に簡単&すぐ終わりました◎
デメリット
続いて私が感じたICLのデメリットも紹介します。
メリットに比べるとデメリットは少なめ。強いて挙げるならという感じです。
まず大変だと思ったのが通院回数。
私はおそらく日本で一番有名だと思われる東京駅にある「アイクリニック東京」というICL専門のクリニックに通っていたので家の近所ではなかったんですよね。
なので通院するのも一手間で回数が多いのは少し大変でした。
ICL手術の際に必要な通院回数は7回。
(初診、度数決定再検査、手術当日、翌日検診、一週間検診、一ヶ月検診、三ヶ月検診)
これは逆に言えば手術の準備や術後のメンテナンスがしっかりしているということになるので、デメリットと言っていいのか怪しいところではありますが。
次に大変だと思ったのが検査に伴いコンタクトレンズを使用できない日が結構あったこと!
基本的に初診と再検査の3日前から1dayのソフトコンタクトレンズは使用不可に。
予定があってコンタクトをしたい日などの日程調整が少しだけ大変でした。
また、手術はレンズがあれば初診から一ヶ月以内でできるんですが、乱視が強かったりしてレンズの在庫がない場合は最大で三ヶ月ほど手術まで時間がかかってしまう場合があるようです。
私も結構目が悪くて乱視入りのレンズが必要だったので時間がかかることは覚悟していましたが、運良く国内に在庫があり初診からちょうど一ヶ月後に手術を受けることができました!
手術についての感想は後述しますが、全く痛くないわけではありませんでした。
私は手術中より術後の方がしみる感じがして目が開けられずちょっと大変でしたが激痛などはもちろんなく、目の手術をしてこの程度の痛みで済むなら全然良いという感じでした。
術後に処方される目薬は4種類を5分おきに、一日4回するのがちょっと大変でした^^;
最後に、最大のデメリットと言われているであろう手術の価格について。
私は乱視が片目だけ入っていて税込78万円でした。
これはレンズ代も受診代も目薬代も手術代も全て含めての金額になります。
決して安くはないですが、私は15年以上コンタクトレンズを使用していて今までにかかったコンタクト代を計算すると100万円越え…!
ICLをしなければ15年毎に100万円をコンタクトレンズ代に使っていると思うとこのICLの価格は安い投資だと感じました。
なので個人的には金額は全くデメリットではありません。
カードOKですし医療控除の対象でもあるので実質はもう少し安く済むと思います^^
おすすめはアイクリニック東京
先ほどちらっと書きましたが、今回私がICLの手術でお世話になったのは「アイクリニック東京」。
目のことなのでとにかく信頼できそうなところを探してたどり着いたのがこちらのクリニック。
おそらくICLでは日本で一番有名なところで多くの有名人もこちらで手術を行っているみたいです。
ここはICLの手術によって失明した等の事例は一つもなく、国内で10名しかいないICLのエキスパートインストラクターが3名、執刀医として手術を行ってくださいます。
アイクリニックは東京駅のサピアタワーとトラストタワーの2箇所で診察を行っていて目的に合わせてそれぞれの場所で受診します。
サピアタワー
サピアタワーでは初診・残検査、手術を行います。
以下写真は公式ホームページよりお借りしています。
トラストタワー
トラストタワーでは初診と再診を行います。
以下写真は公式ホームページよりお借りしています。
どちらもとても清潔感があり、スタッフの方もとても雰囲気が良く優しいので安心して受診することができました!
目を見てくださるお医者さんも数名いらっしゃいますが全員本当に優しい。
目の手術って不安なことも多いのでクリニックの雰囲気やスタッフの方、お医者さんが優しいのはありがたいですよね^^
ICL手術の流れ
日本に帰ってきた1週間後に早速初診の予約をオンラインでしました。
私の場合ですが、こんな感じのスケジュールでした。
結構スムーズに予約が取れたので初診から一ヶ月後には無事に手術ができました◎
初診(適応検査)
初診の日はICLができるかどうかの適応検査。
視力検査と眼底検査をするので1dayのソフトコンタクトレンズは3日前から使用不可。
(ハードコンタクトや連続装用のソフトコンタクトレンズは2週間前から使用不可)
現在の視力とICLの術後どこまで視力を回復させたいかの確認がありました。
初診に手術費用のうちの1万円を事前に支払いました。(カードor現金)
再検査(度数決定)
初診から一週間後に再び視力検査をするための再検査がありました。
この日もコンタクトレンズは3日前から使用不可。
視力は日によって結構差が出るようで、初診とは別の日に再検査をして最終的な度数を決めるという感じでした。
私はコンタクトレンズもメガネもかなり弱い度数のものを使用していたので、術後の視力は完全矯正よりも一段階落とした度数にしましたがそれでも両目2.0に…!
この日に手術費用のうちの30万円を支払いました。(カードor現金or振込)
診察の最後に抗生物質の目薬が処方され、手術の3日前から毎日点眼してくださいとのことでした。
度数が決定したので国内にレンズの在庫があるか確認して後日連絡をすると言われました。
在庫があればレンズが届く2週間後以降いつでも手術の予約ができるとのこと、在庫がなければレンズをオーダーして届くまで最大で3ヶ月待たなければいけないと説明がありました。
なるほど。
乱視が入っているし3ヶ月待ちの気持ちでいた方が良いかな。
と思っていたらなんと再検査の翌日すぐに電話があり、在庫があるのでもう手術の予約ができますとのこと!
思わぬ誤算!そのままとんとん拍子に手術の日が決まりました。
手術当日
手術の前日までコンタクトは使用可。当日は化粧もコンタクトも禁止。
洗顔、洗髪を終えた状態で手術に臨むように事前に指示がありました。
最初に残りの手術費用の支払いをしました。(カードor現金or振込)
予約をした日時はサピアタワーは手術のみを行うようで、私以外に7-8名ほど手術をする方が待機していました。
手術の1時間前から目薬を10分置き~5分置きに点眼するように指示があります。
その間特にスマホ画面を見ること等禁止事項はありませんでしたがしばらくするとだんだん手元が見えなくなってくるので結局何もできなくなりました(笑)
スタッフの方が目の状態を見にきてくださり、手術の準備が整った人順に手術室への案内があります。
私は結構遅かったので最後から3番目くらいでした。
手術室に入る前の控え室のような場所で髪をくくり麻酔の目薬をさして待機、名前を呼ばれたら手術室に行き手術がスタートです。
たまたまですが私の手術の執刀医はアイクリニック東京院長の北澤先生でした。
麻酔は目薬のみ、歯医者さんのような椅子に座り目の部分だけが開いているようなカバーをかけられ目全体を液体?で覆われるような感じになりました。
全体像はわからないんですがイメージ的には水の中で目が開いているような状態。
なので目が乾かないので瞬きをする必要もなくひたすら一点を見るのに努めました(笑)
痛みは全くない、というわけではなく一部分だけすごい圧迫されたずーんとした痛み?はありました。
ただ体が反射するような痛みはなくただただ違和感と圧に耐えるという感じでした^^;
手術は簡単に説明すると、瞳の横に小さな穴を開けて小さく畳まれたレンズを挿入、レンズは目の中でゆっくり開いて手術終了という流れ。
右目からやって左目をやり、ものの5分程度で手術はあっという間に終わりました!
手術後は手術前に待機していたところで再び20分ほど待機。
この間は目を休ませるために目を閉じて休む必要がありましたが、そもそも目が痛くて開けていられない(笑)
私的には手術中よりも手術後の目がしみてしょぼしょぼし、目が開けられない状態の方が痛くて驚きました…!
20分ほど待機した後診察室に呼ばれてお医者さんによる目のチェック。
問題がなければ一週間分の目薬と保護メガネを渡されて家に帰ってOK!
術後もすでに私は結構見えていたんですが、そんなことよりも痛くて目が開けられず(笑)
こんな状態で帰って大丈夫なのか…?
と不安になるくらいでした。
ところが術後1時間もすると目を普通に開けていられるようになり、その日の夜になるとすっかり元通りになっていました!
翌日検診
翌日の朝にはほぼ目の違和感もなく視力もばっちり見えました◎
翌日検診では視力検査と術後の目の炎症状態、レンズの位置確認などがありました。
30分ほどで終わり次は一週間検診。
一週間検診
翌日検診同様視力や目の状態確認。
一ヶ月分の新しい目薬を処方されておしまい。
一ヶ月検診
今までの検診同様視力と目の状態確認。
手元にある目薬が終わればもう点眼はおしまいで良いとのこと。
次は三ヶ月検診で今までは次の検診はその場で予約していましたが都合の良い時に電話して予約を取ってくださいと言われました。
ここまでくればもうほぼ通院卒業です♪
(私は4月末に手術をしたので最後の三ヶ月検診はまだ行っていません。)
術後について
手術当日とその前後のレポは上記の通りですが、術後の注意事項は思っていたより多かったです。
日帰りで簡単と言えどやはり目の手術ですもんね。
入浴やメイク、洗顔・洗髪等気を付けなればいけないこともありましたが一週間後にはほとんどできるようになるので案外大丈夫でした。
また、前述しましたが私が結構大変だと思ったのが目薬の点眼!
一日4回、3種類の目薬を5分置きにささないといけないのですが、5分置きって忘れちゃう(笑)
気づいたら1つ目の目薬をさしてから30分とか1時間が経過してしまっていたり常に目薬をさすことに追われていた気がします^^;
毎回検診で特に指摘がなかったので大丈夫だったみたいですがちょっと大変でした…
まとめ
以上、ICL手術をした私の体験レポでした!
冒頭で述べた通り、本当にメリットだらけのICL(眼内コンタクト)。
特に子育て中の今はコンタクトレンズを毎日入れたり外したり、定期検診に行ったり在庫を確認したりするのが本当に手間で面倒だったのでめちゃくちゃ楽になりました!
アイクリニック東京はやはり有名なだけあり手術も通院も全く不満はありませんでした◎
執刀医の腕はもちろんですがスタッフの方々の優しさやクリニックの雰囲気が本当に素晴らしいなぁと思います。
何度も書いていますが、目のことは結構不安なことが多いと思うのでこれだけ安心できる環境を作ってくださっているのはプロ中のプロだと感じました。
人生でやってよかったことランキングで歯列矯正と同着1位くらいでICLはやってよかった。個人的には人生変わりましたね。
コンタクトレンズに不便を感じていて快適な裸眼生活を手に入れたい方の参考になると嬉しいです^^
コメント