夫や彼から海外赴任を告げられ、いざ一緒についていくと決めても海外生活は不安がたくさんありますよね。
私自身、
- オランダとはどんな国なのか
- 日本と同じような生活をオランダでもできるだろうか
上記のことが不安でネットサーフィンをしまくりましたが、正直オランダに来て役に立った情報はあまりないように感じます。
そんな私が実際にオランダに来て驚いたことBest10をシェアしたいと思います。
国が違えばここまで勝手が違うとは…
王道なことはもちろんこんな小さなことにも驚いた!ということをご紹介します^^
海外に住んで驚いたことBest10 in オランダ
第10位 無理して働かない
オランダでは24時間営業のお店やコンビニなどはありません。
営業時間やお店の休みもしっかり決まっていて、無理して働かずプライベートもしっかり楽しんでいるイメージです。
日曜日は礼拝があるのでお店も12時から。
夜は17時や18時には閉まるお店ばかりです。
そして住んでみると意外とそれでも困らないんですよね。
飲食店やお店以外でもオランダ人は家族のために休みをしっかり取ったり、楽しそうに働いている様子が町中から溢れ出ています。
こんなに働き方が日本と違うのに国が豊かで国民の幸福度が高いオランダは良い国だなぁと素直に思いました。
第9位 レジ袋はもらえない
日本ではスーパーなどでレジ袋有料化が進んでいますがスーパー以外の薬局やコンビニなどでは何も言わずともレジ袋に商品を入れて渡してくれますよね。
オランダではレジ袋はないのが当たり前。
これはしばらく慣れず、小さいカバンで買い物に行ってしまい素手で持ち帰ったことが何度かあります(笑)
今はすっかり慣れてむしろオランダのこの習慣は環境にも良く無駄なゴミも出ないので素晴らしいなぁと思います。
第8位 トイレ問題
ほとんど海外旅行の経験がない私は、家のトイレにウォシュレットがついていないことに驚きました。
ホテルや観光地にはついてないと思ってたけどまさか家にまでないなんて…
そして冬場は便座が超冷たい!
日本に一時帰国した際にもこもこの温かい便座カバーを購入してきました(笑)
第7位 自転車大国の道路事情
オランダが自転車大国ということは日本にいた時から知っていましたが、実際に住んでみると日本とあまりにも違う道路事情に驚きました。
まず、オランダではきちんと自転車道があり、自転車道は自転車しか走行できません。
日本では自転車道があるところもありますが歩行者が歩いていても特に気にしない人も多いと思います。
しかしオランダでは歩行者が自転車道を歩いていると本当に自転車に轢かれそうになります。
オランダの道路では自転車が何よりも強い!
車は止まってくれますが、自転車は絶対に止まってくれません(笑)
知らずに自転車道を歩いていると危ない目に遭うので、自転車道は絶対に歩かないように注意しましょう。
自転車道は基本的に赤い道路なので見てわかるようになっています。
また、自転車に乗る時も注意が必要です。
オランダ人は日本ではあまり見られない手信号を自転車に乗りながら使います。
そして車と同じく右側通行になるのは自転車も例外ではありません。
日本では気軽に乗れていた自転車もオランダでは少し注意しながら乗るようにしましょう。
第6位 表記がオランダ語
これもわかっちゃいたけど…!というようなことなんですが、正直ここまでオランダ語表記しかないと思っていなかったのでかなり困惑しました。
写真はユトレヒトにあるミッフィー美術館の表記です。
行って初めてMiffyが英語だったことを知りました(笑)
オランダ語でミッフィーはNintje(ナインチェ)です。
オランダ人は英語が本当に流暢で会話をする上でオランダ語を知らなくても困ったことは一度もありませんが、表記だけは全てオランダ語です。
一番困るのが商品を購入する時。
英語だったらどんなに楽か…と何度思ったことでしょう。
商品を購入した後の説明書もオランダ語、オランダのサイトもアマゾンもオランダ語、なぜここまで英語が堪能なのに表記は頑なにオランダ語なのか…
これは今でも慣れません(笑)
第5位 大麻 売春 同性愛 全てOK!
オランダは自由な国としても有名で、日本では禁じられている大麻・売春・同性愛が全て法律で認められています。
私はオランダに来るまで何も知らなかったので本当に驚きました!
アムステルダムは大麻の香りが充満していますし、飾り窓は売春婦がいることで観光地化しているし、8月にある同性愛者たちの平等を祝うお祭りGay Prideは国中の人が集まって世界最大級の規模でお祝いをします。
これはほんの一例ですがオランダは本当に自由な国だなぁと思うことばかりで、今でも日々驚いています。
第4位 ドアが内扉&オートロック
オランダのドアはほとんどが内扉です。
これはかなり驚いた&めちゃくちゃ不便!!!と思いました。
今までの人生で内扉と外扉について考えたことなんて一度もなかったのにオランダに住み始めて毎回この不便さを感じて嫌でも考えさせられます(笑)
そしてほとんどの家がオートロックです。
鍵を閉めなくても内側からドアが開くのに鍵がないと外側からはドアが開きません!
外に出るときに鍵が閉まっていなかったので、鍵を持たずに外に出て家に入れなくなってしまったことが引っ越して一週間後にありました。
頭が真っ青になり本当に驚きました…
家を出るときは絶対に鍵を持つようにしましょう!ちょっと外に出るときもです!!
最悪鍵を開けてくれる業者がいるようですが、なんと一回80ユーロ。
できればそんな手間はかけたくないと思うはずなので十分注意しましょう。
我が家では家の中に入ったら絶対に内側から鍵をかけて鍵がないと外に出られないようにしています。
第3位 生卵が食べられない
かなり衝撃的だったのが卵がとても汚いということ。
日本の卵はとても綺麗でもちろん生で食べても問題ないですが、オランダの卵を生で食べるのは絶対NGです。
サルモネラの検査をしていない卵がほとんどとのこと。
スーパーの卵売り場は割れた卵で汚れていることも多く、中を開けて割れてないことを確認するから買うようにしています。
卵の殻は汚れがついていて、たまに鶏の羽が付着していることもあります。
日本は本当に綺麗な国だ…と改めて思わされました。
第2位 薄切り肉が売ってない
これは1位と僅差なくらい驚いたこと!スーパーで薄切り肉が一つも売っていない!!
海外に住んだことがない私は本当にびっくりしました。
そしてこんなにも薄切り肉を必要とするなんて日本にいたときは全く気づきませんでした。
どうやら薄切り肉を使うのは日本やアジアくらいだそうで。
ヨーロッパでは薄切り肉を使わないのが当たり前らしい。
スーパーには売ってませんが、薄切り肉が買える場所を今はちゃんと見つけられたのであまり不便はありません。
最初は本当びっくりしたなぁ。
アムステルダム近郊で薄切り肉が買える場所についても後ほどブログに記載しますね。
第1位 キャッシュレス文化
堂々の一位はキャッシュレス文化だということ。
まず、現金が使えないお店がほとんどです。
スーパーですら現金を使えるレジが1つか2つしかなく、全てキャッシュレスで買い物をするのがオランダ流。
しかもVISAカード等クレジットカードが使えないお店もしばしば…
最初引っ越して来たときは「現金もクレジットカードも使えなかったらどうしよう」と外食も買い物もビクビクでした。
慣れてしまえばキャッシュレス文化は最高です!!
20ユーロ以内なら暗証番号を打たずともかざすだけでお会計が完了できちゃいます。
キャッシュカード兼デビットカードなのでスマホで残高がすぐに確認できるのも楽チン。
銀行関係についてもまた別途記事に書こうと思います。
慣れてしまえば心配なし!
以上がオランダに引っ越して来て驚いたことBest10です。
慣れるまでは大変でしたが慣れてしまえばこっちのもん(笑)
今はむしろ日本での生活に不安があるくらい。
住む前は不安や大変なことばかりが先立ちましたが、まさに住めば都。
オランダでの生活は日本と比べて幸福度が高くとても幸せな気持ちで毎日を過ごすことができます。
これからオランダに住む予定の人の少しでも参考になると嬉しいです♪